けいはんなビジネスメッセ

今年で8回目を迎えるらしい「けいはんなビジネスメッセ」 が、7/19日にけいはんなプラザで開かれる。

    

けいはんなへ事務所を移して5年目を迎えるが、枚方に居るときから毎年参加してきた。

けいはんなは、つくばの問題点を見直して、同じ設計者が設計した「学術研究都市」であるが、つくばとの大きな違いとして、「関西文化学術研究都市」と呼ばれるように、「文化」という言葉が付く。

けいはんなとは「京阪奈」のことであり、文字通り、3つの行政区の交わる部分にあり、京都府下となっている。

でも、京都市内に行くより、奈良へ行くほうが近い場所にあり、交通の便は非常に悪い。

それが原因で、未だに周りに空き地が多い。

    

話をビジネスメッセに戻すが、7年前だったか、最初に参加したとき、周りの展示物は、まさに最先端のものばかり・・・

うちの参加は場違いだと感じたが、当時の関係者は「いや、ここは文化学術都市だから・・・・」と言われ、安心し毎年出展してきた。

そして、毎年プレゼンをさせてもらっているのだが、最初の年はプレゼン会場も、ちゃんとしたホールだったのだが、次の年から会場は展示会場の横の通路に、パイプいすを数十脚並べた簡易な場所となった。

    

落ち着いて聞いている客も少なく、常に座席は入れ替わる。

つまり、プレゼン者の関係者がほとんどで、ちゃんと聴いている人は10人といない状態。

さらに会場を囲むように立っている人は、ほとんどがけいはんなの関係者。

だから、はっきり言って、プレゼンの効果はほとんどない。

    

それでもけいはんなに事務所を構えているし、参加費は無料だしと思い、どうせタダならと、毎年プレゼンをさせてもらってきたが、今年も申し込んであったが、事前にその内容の申請時に、「復元動画」を主に使うというと・・・・

    

プレゼンだから自分で喋れ・・・」と言われた。

与えられるのはたったの15分間だけ・・・

    

その間に多くのことをしゃべるより、「京都産業21」からの補助金で作った「PR動画」があり、その補助金は「展示会やYouTubeでの使用」という条件で降りたもの。

    

ちゃんと時間を有効に使ってPRするための動画が10分弱、その前後に自己紹介や質問を受け付ける。

実は去年もそのやり方だったが、今年はそれはダメだといわれ、さらに問題なのは、たった10人程度の人を相手にしたプレゼンに、わざわざ前日に予行演習をして、専門家の意見を聞くと言いだした・・・・

    

アドバイスを希望する人には有効でも、それを望まないものには「大きなお世話」でしかない。

ばかばかしくなって「やんぺ・・・・・」と言って、プレゼンを降りた。

    

    

当社の技術は、文化財にためには意味のあるものだが、他社とのコラボで製品を作るには適しない技術なので、本当のことを言うと、この手の中小企業の展示会に参加して、一度も仕事につながったためしがない。

    

そんなこともあり、来年はビジネスメッセそのものに参加しないつもりである。

(資)文化財復元センター  おおくま

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