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この本の存在を知ったのは、高橋五郎著の「天皇のスパイ」であった。
そのスパイとは、ベラスコと言うスペイン系ユダヤ人なのだが、彼は日本以外にも複数国のスパイだとはっきりと言うのだが、そして彼は「裏社会」に深く関わっていたのだが、著者の高橋氏は、ベラスコを見ていて、「ユダヤ人」の不可解なものを感じたらしい・・・
その一例として、この本をあげられていたのだが、私は裏社会のユダヤ資本と言う存在は、「ごく一部のユダヤ人」だと思っていたが、何やらこの本では「すべてのユダヤ人」という話になっているらしく、「ホンマカイナァ??」と思い、古本を注文した。
で、届いて読みだしたのだが・・・
確かに最初からいかにユダヤ人が自分たちの文化を持たず、そして他の文化の中に入り込み、そしてその文化を破壊するか・・・
と、いくつもの例を挙げてあったり、ユダヤ人の儀式で、人間を生贄にする風習があり、キリスト教徒の子供が特に犠牲になる。
他にも、いろいろとひどいことをするのが「ユダヤ人」だと言う調子で、途中から読むのが嫌になった。
もし、それが客観的な事実だとしたら・・・それは大変なことだと思うが、同じ人間としては有ってはいけないし、そんな民族の存在そのものに問題がある。
はずなんだが・・・
しかし、正直言って、著者は単なる「ユダヤ人嫌い」としか思えない節がある。
例えば、子供をいけにえにすると言うのがユダヤ人だとしたら・・・
全ての国で、すべてのユダヤ人は「殺人」を犯していることになるが・・・
それにしては、ユダヤ人すべての数と、その犠牲者の数が合わないような気もする。
これはある種の人種差別意識に近いと思う。
確かにタルムードには、他民族は家畜だと言う部分があるらしいが・・・
だとしたら、何故ヒットラーはユダヤ人を虐殺したのか?
ヒットラー自身がユダヤの血が入っていると言うのに・・・
そのあたりの答えが、この本では途中で本を閉じたので、後半にその話もあるみたいだが、とても読む気になれない。
その答えはベンジャミン・フルフォード氏の「闇の支配者」最後の日々に、納得いく説明があった・・・
(資)文化財復元センター おおくま
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