「衝撃のユダヤ5000年の秘密」ユースタス・マリンズ著

この本の存在を知ったのは、高橋五郎著の「天皇のスパイ」であった。

そのスパイとは、ベラスコと言うスペイン系ユダヤ人なのだが、彼は日本以外にも複数国のスパイだとはっきりと言うのだが、そして彼は「裏社会」に深く関わっていたのだが、著者の高橋氏は、ベラスコを見ていて、「ユダヤ人」の不可解なものを感じたらしい・・・

その一例として、この本をあげられていたのだが、私は裏社会のユダヤ資本と言う存在は、「ごく一部のユダヤ」だと思っていたが、何やらこの本では「すべてのユダヤ人」という話になっているらしく、「ホンマカイナァ??」と思い、古本を注文した。

で、届いて読みだしたのだが・・・

確かに最初からいかにユダヤ人が自分たちの文化を持たず、そして他の文化の中に入り込み、そしてその文化を破壊するか・・・

と、いくつもの例を挙げてあったり、ユダヤ人の儀式で、人間を生贄にする風習があり、キリスト教徒の子供が特に犠牲になる。

他にも、いろいろとひどいことをするのが「ユダヤ人」だと言う調子で、途中から読むのが嫌になった。

もし、それが客観的な事実だとしたら・・・それは大変なことだと思うが、同じ人間としては有ってはいけないし、そんな民族の存在そのものに問題がある。

はずなんだが・・・

しかし、正直言って、著者は単なる「ユダヤ人嫌い」としか思えない節がある。

例えば、子供をいけにえにすると言うのがユダヤ人だとしたら・・・

全ての国で、すべてのユダヤ人は「殺人」を犯していることになるが・・・

それにしては、ユダヤ人すべての数と、その犠牲者の数が合わないような気もする。

これはある種の人種差別意識に近いと思う。

確かにタルムードには、他民族は家畜だと言う部分があるらしいが・・・

だとしたら、何故ヒットラーはユダヤ人を虐殺したのか?

ヒットラー自身がユダヤの血が入っていると言うのに・・・

そのあたりの答えが、この本では途中で本を閉じたので、後半にその話もあるみたいだが、とても読む気になれない。

その答えはベンジャミン・フルフォード氏の「闇の支配者」最後の日々に、納得いく説明があった・・・

(資)文化財復元センター  おおくま

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①-読書録
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コメント

  1. 日野上貴康 より:

    何事も、ひと言葉で十ぱ一絡げに論じてはいけないと思います。3,000年以上も昔から旧約聖書に書かれていた一握りの民の末裔が数百代にわたり混血もせずさらには、流浪の民とか、失われた10支族とか云われる「スファラディ」であろうが、2,000年ほど前にあったとされるハザールの末裔のアシュケナジーであろうが、バビロニアの悪魔崇拝者の影響であるタルムードの洗脳であろうが、すべからく同一の血統を守り数千年もの間ヨーロッパ王族、貴族に取り入り世界を振りまわしているのは、ごく一部のもの達であり、栄枯盛衰の中そのときどきに途轍もない財をなし権力を悪用できるものが、聖書の預言を逆手にとって恨みを晴らそうとしている。One World Orderの策略は無視していてはならない問題だと考えています。
    仰る通り、短絡的に断じる論調であれば、深く読み解く必要があると、私も思います。
    ただ、歴史的事実の解明が、近ごろ急速に日本社会の中で暴露されてきたことは、注意深くその真偽を見つめなくてはならないでしょう。
    西洋社会と日本とは、歴史認識の乖離が甚だしく、問題視されていないことが最も憂慮されるべきですね。

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