この作品、藤沢修平の小説らしい・・・
最近特にYouTubeなどで映画を見てきたが、いくつかの時代劇も彼の作品で、彼の作品は東北の下級武士と、剣術を扱ったものが、私は好きである。
この主人公は武士の娘で、剣術の腕が並外れているが、とても美人である。
その役を北川景子が演じているが、剣術の腕はさほど冴えていないが、しかしその顔の美しさは、現在の女優の中でピカイチだと思う。
美しいと言うより、整っていると言うべきなのだが、あの目、そしてあの唇は男をくぎ付けにする。
何本か彼女の映画を見ているが、演技もへたくそでもなく、ここまで美形な人も少ない。
さて、藤沢修平の作品には、いつも剣の腕の立つ主人公なのだが、唯一負けた下級武士の孫次郎に心を寄せるが、互いにいいなずけの有る身。
孫次郎はよい婿入りをするが、相手の妻には不倫相手がいて、その男の罠にはめられ、自決する。
主人公の以登にもいいなずけが居て、さえない昼行燈みたいな男なのだが、結局は彼の助けを受け、その孫次郎の敵を討つ。
その時、以登のいいなずけの昼行燈は、快く後始末をしてくれた・・・・
結局はその昼行燈、とても心の広い、優しい男であった。
と、最後には心が温かくなる作品であった。
(資)文化財復元センター おおくま
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