「こわれかけたこの星に今してあげられること」エハン・デラヴィ著 その1

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この本は対談本である。
 
エハン・デラヴィ氏はいろんな分野の人と対談本を出している。
最初に読んだのが、奈良 泰秀氏との「神道よ! 今こそ《古来の本物の道》に戻るのだ!」だった。
 
これは神道のアウトローとでもいうべき宮司との対談で、現在の神社神道の疑問点が明らかになった。
 
次に読んだのが、神々の指紋のグラハム・ハンコック氏との対談の「人類の発祥、神々の叡智、文明の創造、全ての期限は『異次元』にあった」も、古代遺跡と人間の意識の話で、なかなか面白かった。
 
特に神々の指紋を軽く目を通したが、文庫本だったためか、細かい文字がびっしり詰まっている割に、図や写真があまりなく、正直言って、飽きてしまう。
それに比べると、この二人の対談は飽きることなく、最後まで読めた。
 
 
そして今回のこの本はサティシュ・クマールと言うジャイナ教の僧であり、核兵器廃棄を説くために1万4000キロの平和巡礼をした人らしく、現在イギリスで「シューマッハー・カレッジ」と言う教育機関を作った人らしい。
 
 
 
早い話がスピリチュアルな対談なのだが・・・・
私はその手の話に興味があるのだが、しかし話が高等すぎるのか、正直言って疲れてくる。
 
朝から半分ほど読んだのだが、時々休憩しないと、いや意識を他に向けないと、ちょっと疲れて読み進めることができない。
 
ただそんな中でもいくつか付箋を貼った場所があるのだが

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ヒンドゥー教の考え方によれば、神と自然は別々ではありません。
自然が神であり、神が自然なのです。
大地、空気、火、水、そして空間が地球を作ります。
 
地球は神聖なるもの、自然は神聖なるもの、生命は神聖なるものです。
 
地球を大切にして、全ての命が持つ本質的な価値に気が付くことが人間にとっての気高い使命だと言えます。
数多くのかたちを持つ命を愛し、感謝することができれば、人間が生き物を絶滅させたり、自然界を汚染したり、水や大地を汚すことはなくなるでしょう。
地球を愛することこそ、真のエコロジー、真の環境保護なのです。
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昨日もクリスチャンのシスターである鈴木秀子さんの話にも書いたのだが、根本はどんな宗教でも同じなのだと思う。
この話はまさに「八百万の神」と共通する。
 
 
 
実はここ数日で気が付いたことなのだが、もともと私は「デジタル画像による文化財復元」と言う特殊な仕事に、「目に見えない不思議な力」から導かれた。
 
 
その後、それは4つの神社と関係があると、チャネラーから言われたから、日本の神さまとは無関係ではないと思っていたが、しかしその後も会ってあいさつを交わしたことがないので、それが神なのか仏なのか、はたまたそれを超える存在なのか?ずっと疑問を持っていた。
 
それが今年のお盆前に、どうも行きつけの神社の神さまではないかと言うところまでこぎつけた。
そして、試練の答えが「信じる」事だと思い、それで試練は終わったものと思ったが・・・
 
 
しかしその後もどうも続いているらしい・・・
守護霊は言葉では返してくれないが、エハン・デラヴィ氏と繋がったわけだ。
 
そこからが、どうも私をこの仕事に導いたものが、「日本の神」よりもさらに大きな存在ではないかと思えてきた。
 
つまり、宗教の枠を超えて、どんどん私の意識が、高くなるのか広くなるのか??
イスラム教のスーフィーに繋がったり、カトリックのシスターに繋がったかと思うと、今度はジャイナ教ときた・・・・
 
ただそこに流れる共通なものは「意識」だということ。
 
今度は私は「神とは何ぞや?」と言う問題から「意識とは??」と言うジャンルに足を踏み入れたようである。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
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①-読書録
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