「アメイジング・グレイス」Hulu

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2006年のイギリスの映画らしい・・・

アメイジング・グレイス」という美しい曲をご存知の人は多いはず。

この曲はWikipediaによるとイギリスの牧師である「ジョン・ニュートン」の作詞であるという。
作曲者は不明であるが、アイルランドやスコットランドの民謡だという説もあるらしい。

その作者である「ジョン・ニュートン」は、元は奴隷輸送船の船長であったという。

彼はその経験を作詞として、あの歌は作られたという話が、この作品のタイトルとなっているが、映画では「ウィリアム・ウィルバーフォース」という政治家が、友人でもある首相の「ウィリアム・ピット」とともに英国の「奴隷制度」の廃止させるまでの苦労話が、この作品となっている。

議会では何度となく「ウィリアム・ウィルバーフォース」は奴隷制度廃止の法案を提出するが、最初は彼一人対、残りの議員という割合が、徐々にかわり、最後にはほとんどの議員が賛成すし、奴隷制度は廃止された。

だれだって、自分の利益になることは、正しいことだと思いたい。
だから英国民にとって、奴隷制度は「繁栄」のために仕方がないものだという風潮があったが、しかし一部の人々は「良心」をもち「人は平等」だと声を上げた。

しかし、その奴隷たちの過酷な運命を土台にした繁栄は間違っていると、あえて反対することは、とても勇気のいることなのに、主人公は彼を支える人々とともに、最後には奴隷制度廃止を勝ち取る。

とても感動的な作品だといえる。

(資)文化財復元センター  おおくま
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①-読書録
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