最近ずっと本を読んで、学んできたが、時々種切れになり、時間つぶしに困る時がある。
そんな時にYouTubeを検索して、何か良い邦画を探す。
何分「無料」となると、有名なモノは少なく、ほとんどは外国語の字幕付きなのだが、今晩はいくつかスタートはさせたが好みのものもなく、最後に行きついたのがこの映画。
子供の頃に父親が警察犬訓練士だったので、自分もその夢を追う若い見習い訓練士の女の子と、落ちこぼれの警察犬見習いの犬のお話し。
よくあるパターンなのだが、一度挫折して、見習いを辞め実家に帰るのだが、その訓練所の家族と、その担当した見習い警察犬との愛情で、元に戻り再挑戦する話なのだが、私は今までいろいろと本を読んだときも、そこに書かれていることと、今自分が置かれている現実とが重なって、その中から自分に当てはめて、感じることがあり、またそこから学ぶことがあるのだが、この映画を見ていても、また同じことを感じてしまった。
私も長い間、神から「試練」を与えられ、ずっとそれを辛抱してここまでいろんなことを学び、その中で「信じること」が、結果として不思議な力を発揮すること。
そしてもう一つ「耐えること」というより、「諦めないこと」そして「辛抱」することの大切さを学んだ。
私自身、普段から「徒弟制度」こそ、「人を育てる」一番の方法だと信じているし、それは技術を覚えることではなく「辛抱」を覚えることがいちばんで、辛抱できれば、技術なんて後からついてくる。
そう言っているし、そう育ててきた。
しかし、そういう自分にも、神から「辛抱」を教えられている。
それは、現在どん底に落とされていて、それにどれだけ辛抱できるかを、ずっと試されているのだが、それに耐え試験に合格できれば、未来はある程度約束されているらしい・・・
しかし、なかなかそれを貫くのは大変なことで、それを痛切に感じ、また神からは何度も「信じて」「何もせずに」「委ねろ」と言われていて、しかし何分過去に神とのやり取りなど経験がなかったから、言われていることは理解できるが、なかなかその言葉を信じ切ることは難しい・・・
でも。その試験にパスしないと、次に進めない・・・
ちょうどこの映画の一度挫折した見習いの訓練士と、落ちこぼれの警察犬見習いの犬の話と、自分のことがダブってくるのだが、しかしそれもきっと神が僕に言い聞かせるためにシンクロニシティさせたものだと思って、感謝して見終えた。
(資)文化財復元センター おおくま
コメント