「第8のチャクラ」キャロライン・メイス著 その1

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この本は「7つのチャクラ」でも話したのだが、一般的にチャクラは7か所と言われているが、「幸運体質になれる瞑想CDブック」のウイリアム・レ-ネン氏はサイキッカーだか、チャクラは8か所と言い、8か所目は後頭部に在るとしている。
 
で、同じく8か所在るとしたこの本も同じ場所なのか?
 
気になっていたのだが、どうも違うらしく、8か所目は頭上に在るとしている。
そしてそこが、霊的な世界とのつながりが一番深いらしい・・・
 
ただ、実をいうと、前回の「7つのチャクラ」の時も感じたのだが、私はそれぞれのチャクラの働きなどにはあまり興味がなく、それより著者が例に出す人々の話に感じるものが多かったり、彼女自身は確かにカトリックであり、神学を修めているが、どうも彼女は最終的にカトリックを捨てたらしく、神秘学や霊的指導者に興味があるらしい。
 
また彼女自身はけっして霊が見えると言うような霊視ができるわけではなく、あくまでも「直感」としていろんなことを相手から感じられる能力を持っているらしい。
 
たから、「直感」ではなく「直観医療」の第一人者との事。
 
つまり彼女の「」に対する洞察の深さが私を惹きつけるのだが、今回は12の原型と12の宮との組み合わせで、自分が神との間で間で交わした「契り」を見つけるのが、この本の目的らしい。
 
しかし今回も私にはこのあたりの話が、イマイチ、ピンとこない・・・・
それにずいぶんとページが割かれているのだが、私はそこよりも前半の部分に多くの感動を覚えた。
 
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人は誰でも知りたがっている—自分はなぜここにいるのだろう?
人生の使命は何だろう?
 
それがわかっている人を見分けるのは簡単だ。
その人生には意義があり、輝いているからだ。
彼らは自分の人生の目的を受け入れるために、素晴らしいものを楽しみだけでなく、つらい時期を乗り越える強さも持っている。
 
しかし、生きる理由がわからずとほうにくれている人、皆目、見当も見当もつかない人は多い。
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だから、その目的をセミナーで自分の「直感」を使って見つけるのが、目的の様である。
 
確かに皆目わからない人が大半だと思うが、少なくても私はいくつもの不思議な経験をして、この仕事に導かれた。
だから、私の人生の目的は自覚しているのだが、しかしかと言って順風満杯に進めないから、悩んでいるわけである。
 
その原因を何とか「探り」、そしてそれに「対処」する方法を見つけるのが、私の目的であるのだが・・・・

 
しかし、進めば進むほど、私の考えが、私の人生の障害になっていることを、多くの本から学ぶ結果となっている。
 
著者はこの本の中で「聖なる契り」と言う言葉を使う。
これは高橋信次の本にも出てくるのだが、輪廻転生する魂が、今世で学ぶべきことを、自分で決めてプログラミングしてから生まれてくると言う。
 
だから正直言うと「導かれる」のではなく、自分でそういう出来事を事前に設定しているのではあるが、しかしこの世に生まれたとき、その記憶は消えているから、導かれたと感じるわけである。
 
その今世において、どんんな使命を与えられ、何を学ぶかを、神との間で約束を交わしていると言い、それをここでは「契り」と呼んでいる。
 
この言葉は私も好きなのだが、著者はこの本の初めの部分で、自分が見た「夢のシリーズ」について話している。
 
それは「飛行機に乗る夢」なのだが、最初に見たときは小型なのだが強力なエンジンを備えたジェット機に一人乗っていたが、しかしまだ離陸していなかった。
 
周りの飛行機は順次管制塔の指示で飛び立つのだが、自分の飛行機はいつまでたってもOKが出ない。
 
そこで著者は管制塔に聞くのだが「エンジンを切りなさい」「あなたが旅するのに、空が安全になるまで待っている」と言われ、夢の中なのに管制塔の指示が「神」を意味していることに気が付き、自分は天から見守られていると感じたと言う。
 
しばらくたってからの夢では、今度は飛行機に乗ろうとしていると、アナウンスに呼ばれ「お近くの白い電話機をお取りください」と言われ、それに応えていたら飛行機が出てしまうことは判っていたが、とにかく電話機に出たら無言であり、飛行機は出てしまった。
著者は見捨てられた気持で、空港を後にした。
 
 
そして次は、飛行機には乗れたが席がなく、降りるように言われた。
 
次は飛行機に乗れたが、空いている席に座ると、それは自分の席ではなかった。
 
どうもこのころに「7つのチャクラ」を書いていたらしい・・・
それが書き終わらない頃の話らしいが、原稿を書き終えてからみた夢では、今度はエコノミークラスに座っていたら、添乗員はそこではなくファーストクラスに案内したと言う。
 
まさに夢の世界と現実の世界がシンクロしていたわけである。
 つまり「7つのチャクラ」の話の中に

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自分の道を見つけようと頑張っている人たちは、必要ではあるが、よくわからなくなると「待つ」と言う状態に置かれる。
自分のある部分は神なる存在に人生を導いてもらいたいと熱望しているのだが、もし本当に委ねてしまうと、物質界での快適な環境をすべて失うのではないかと恐れている。
 
このため、恐れを手放し、「すべてはうまくいく」という深遠な心理を受け入れられる強さを持つまでは、「待ち」の状態に置かれたままとなる。
 
それも私たちの定義で「うまくいく」のではないかもしれないが、神から見れば間違いなくそうだという真理である。
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と、言うように、準備ができるまで、神さまから「待った」がかかるということ。
         
        
私も時々変な夢を見る。
覚醒夢なのだが、ある古神道の体験会に参加したあくる晩、夢の中でもう一人の自分と出会う。
覚醒夢は自分でストーリーが思ったように進むことがあり、その直前に私は夢の中でそんなストーリーを予感していた。
 
あるいはどうもウンコらしいものがパンツの中に大量にあるが、決して臭く感じない。
 
また別の夢で、大量の黄金虫やカブトムシが部屋の中に居る・・・・
 
それらは夢判断だと金運に繋がるらしいが、あれからずいぶん経つが、そんな気配はない。
 
ただ、無意味な夢とも思えず、それは何らかの予知であることは確かだと思う。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
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①-読書録
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