今朝、仕事場のポストを覗くと、何やらたいそうなものが届いていた。
宛名のこちらの住所は、へたくそな字で、まるで小学生が書いたようなような文字なのだが、その裏の差出人が凄い・・・・
なんと大きな字で「警視庁」と四角くくくって書いてある。
実は表の下には「警視庁戸塚警察署」と書かれていたのだが、誰かのいたずらか詐欺ではないかと思った。
警察ならともかく、「警視庁」から呼び出される覚えもないし、かと言って、まさかうちに分析の依頼でもあるまいし・・・・・・・
で、開けても見ると、もう2年以上前にヤフオクで語学講座のCDを落札した。
中古品だと思ったら、何やら出品者から申込用紙のようなものが送られてきて、それに記入して、指定の口座に振り込んだら、なんと新品が届いた。
それから数か月したら、今度はその語学講座の会社から支払い催促が入りびっくりしたのだが、どうも出品者は間に入って詐欺を働いていたらしい・・・・
で、その後その会社とやり取りをしたのだが、出品者は常習犯で今警察に届けを出している最中だと言う。
うちの知財の顧問に聴くと、下手をするとこちらが再度金を払わないといけないかも・・・・と言われたのだが、しかしこちらとしては納得できない話である。
つまり、その会社は電話でもかけてきて「本人確認」をしていれば、こんなサギは防げたはずだが、それを怠っておきながら、こちらに請求されるのも納得できない。
そこで出品者とのやり取り記録をその会社に送り、その後連絡がなかったのだが、それがいきなり「警視庁」からの封書となった。
たぶん犯人が捕まったのだろうが、そのヤフオクでのやり取りの事情徴収とでもいうのだろうか、いつ落札して、いつどこ様にして金を払ったか?
空欄に記入してハンコを押せと言う。
その時、会社とのやり取り記録があれば同封しろと言う。
そんな事もあろうかと、あの後記録を残して有ったのだが、なかなか見つからずに四苦八苦・・・
やっとこさ、警視庁宛に送り返したが、担当部署が「知能犯走査係」となっている。
知能犯と言う前に、その会社自体が、本人確認もしないで「無知能」であるように思うが・・・・
(資)文化財復元センター おおくま
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