著者の名前をご存じだろうか?
彼は、Wikipediaによると「生長の家」の創始者である。(教祖や開祖とは呼ばない)
生長の家とは、最初は同名の修身書としての機関誌の発行から始まったようである。
それは昭和5年の事であった。
また彼は出口王仁三郎の元で「霊界物語」の口述筆記に携わっている。
彼の教えは、当時はやりだした「ニューソート」の影響を受けており、病気など存在しないし、肉体も幻だという。
だから葉室頼昭さんは、この人の本を読み、病気など存在しないと思えるようになったから、肺結核が消えたものと思われる。
この生長の家の機関誌を集めて、再編集したものが「生命の実相」らしくその一冊を、先日の霊能者が私に送ってくれた。
彼女もこの本が始まりだという・・・・
送ってもらったのは「第15巻■人生問答編・上」なのだが、葉室頼昭さんがあの時読まれたものでは無いようで、ネットで検索すると「第7巻」だという話があり、それもAmazonに注文した。
さて、この送っていただいたものは、谷口雅春氏と関係者との「問答」が収められているようだが、10Pに
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何よりも、今幸福でないものは、笑いの分量が足らなくないかを顧みよ。
人は笑うのも自由である、しかめ面するのも自由である。 しかし笑う者の運命は光のごとく輝き、しかめ面する者の運命は闇の底にチンスイする。 諸君はそのいずれを選ぼうとも自己の好みに任されたまったくの自由を許されているのである。
光となって輝きたい者は笑うがよい、闇の底にチンスイしたい者は眉をしかめるがよい。 幸福でもないのに笑えないというな。 笑わないから幸福が来ないのである。
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これは今流行の「引き寄の法則」でいうところの、先に感謝しないと、物質は現象界に姿を現さないということと同じである。
私はそのイメージしたり、先に感謝するということがどうも苦手で、この手の話はつい最近まで、信じられなかったのだが、先日大きな試練を与えられ、「感謝の気持ち」がどれだけ大事かを思い知らされた。
だから幸せになりたければ、まず神様に感謝しなければ「おかげ」はいただけないことを、身を持って味わうこととなった。
同じことで、物事をプラス思考しなければ決して幸せにならないことも、十分理解できた。
この谷口雅春氏はもともと会社員であり、その機関誌は自費出版された物らしく、彼はマーフィの著書の翻訳もされていたと、たしか何かの本に載っていたような気がする。
また、マーフィは戦前アジアのある国からこちらで仕事をしないかと誘われたらしく、それは彼ではないだろうか?
この巻には、葉室頼昭さんのような病気をが治ったという話は出てくるが、あいにく「神から生かされている」という涙が出るほどの話は入っていない。
(資)文化財復元センター おおくま
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