「人生を変える一番シンプルな方法」

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この本は半年ほど前に買ったものだが、アメリカはいろんなセミナー産業が盛んなようで、何でもセミナーにしてしまい、高額の参加費を取るらしい・・・
 
これもその一つと思われるが、要するにいろんな「思い」を手放すことにより、気分が楽になり、また運がよくなると言う。
 
確かにホ・オポノポノでもそうだが、潜在意識のクリーニングやら、思いを手放すことで、「神の恵み」を得やすくなると言う考え方からきているものと思われる。
 
そして、アメリカの「セドナ」で、これのセミナーが開かれているらしく、その手の人からはセドナは「聖地」であり、その手法を「セドナメソッド」と呼ばれているらしい。
 
 
言うなれば、そのセミナーへの誘い水のような本だと思われるが、ページそのものは300P近いのだが、そのほとんどはどういうものを手放すか?という話なのだが、その中身はすべて似たようなことを、繰り返し書かれているだけで、肝心な手放す方法については、数行しか記されておらず、要するにたとえばボールペンを手に持ち、その手を握り締め、その手を開けば、ペンはどうなりますか?
 
と、いう話である。
答えは「ペンは落ちる・・・」というだけの話。
つまり、それらのいろんな気持ちもこれと同じで、握った手を広げれば簡単に手放すことができると言う話なのである。
 
この手のやり方はホ・オポノポノでもいくつもの本が出ているが、肝心な部分は本には書かれておらず、それは高額なセミナー参加者にのみ教授するというのと同じだと思う。
 
 
ただ、この「手放す」方法に関しては、セミナーに参加しなくても、結果としては自分で「手放した!!」と思えば、それだけでも十分気持ちは楽になる。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
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①-読書録
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