丝绸之路(シルクロード)へ行ってきます。

この復元の仕事を始めて、もう10年になります。
その間、特に後半の5年ほどは、中国の文化遺産に興味を持ち、なんとか中国の文化遺産を僕の手で後世に残したい。そう思い、いろんなルートを使い、中国へのパイプを繋ごうと努力してきました。
今回、やっとその夢が現実に変わろうとしています。
ただ、中国から直接に依頼があり、出向くわけではなく、日本の「禅」の研究者が、仏教がインドから丝绸之路(シルクロード)をわたり、日本へ伝えられた経緯を、当時のお坊さんの「修行の場」であった、『洞窟』に描かれた、当時の状況を記した「洞窟壁画」を、読み解くことにより、明らかにする研究をされていて、その研究の手伝いで、中国のトルファンやキジルの壁画の撮影に行きます。
ただ、残された壁画は完全なものではなく、ほとんどが剥がれたり、黒ずんだりして、肉眼での解読が難しいもので、それを何らかの復元技術で、鮮明に出来ないものか?
それが、今回の丝绸之路(シルクロード)行きの目的です。
8/10日?8/25日まで、現地で撮影し、その後仕事場で画像処理に掛かります。

カテゴリー
①-徒然なるままに
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました