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よく出会い系のプロフイールに「尽くすタイプ」と書かれている。 相手からすれば、願ったり適ったり・・・
で、あればいいんだけど、実は違ったりするわけ。
あるやり取りをしたバツイチなんだけど、東京で貿易関係の会社をやっていたけど、ネットで知り合った北海道の漁師のもとに嫁いだ。
彼女は専業主婦願望が強いらしく、仕事もせずに「旦那に尽くした」らしい・・・
毎日毎日、手料理を作って食べさせたのに「おいしい」の一言も言わない。
だから1年と絶たずに別れて帰って来た。
本人曰く「おいしいと言いながら食べるのは当然!!」だと言う。
にゃるほど・・・ それは旦那が悪い・・・ と、考えるか否かだと思うわけ。
つまり彼女としては、「手料理を一生懸命作って食べさせる事」=「尽くす」事だと思っている。
多分多くの女性はそう考え、おいしそうに食べない旦那に不満を持っていると思う。
だけど、僕はこれって「尽くす」事とは全然関係ない話だと思うわけ。
これって「おもいやり」の範疇じゃないかなぁ・・・
「相手のからだを気遣う気持ち」が自然とそうさせるのだと思う。
じゃ、尽くすって?
たとえばオンナはオトコの全てが「手料理」を歓ぶものであり、それをおいしそうに食べるのは当然だと思っていると思うけど・・・
でも、状況によるよ・・・
たとえば、別れた嫁さんは「一生懸命心を込めて料理を作る」そう、本人はそうしているつもりなんだけど、なにぶん何をさせてもヒトの2倍以上の時間が掛かる。
で、スタジオで一緒に仕事をしていたんだけど、忙しい時でも11時頃からお昼ご飯の準備を始め、下手をすると12時に間に合わない・・・
今度は後片付け・・・
また30分・・・・
何をさせてもこんな調子・・・
でも、僕はそんな手料理より、「シゴト」を早くやって欲しいと思うのがホンネなんよ・・
「時は金なり」なんよ・・・
時間がもったいないと思ってしまう。
多分北海道の漁師も同じじゃないかなぁ・・・
ホントに相手が「それを求めている」のか?
一番大事なのはそこだと思うよ?
よく「自分が嫌な事はヒトにはしない」「自分が気持ちいい事は、相手も気持ちいい」と言うよね?
でも、必ずしもそうでもないわけ・・・
前にも言ったようにヒトそれぞれ・・・ 痛みと快感は紙一重・・
自分の感覚が必ずしも相手と同じではないと言う事を、ちゃんと理解していないと、実は「尽くす」のではなく「押し付けている」事になりかねないんよ・・・
まして、尽くすと言う感覚は、少なくてもそれと「対等のお返し」を期待していないから、尽くすと言う、いわば「満足感」が獲られるわけやん?
それを「おいしいと言わなかった」と不満をもつのは、これは対価を求めているのと違うやろか?
僕はそれこそ「愛してるよ」と一緒だと思う・・・
毎日毎日、それを口にするのが当然なのか? 口にしなくても相手の反応で伝わってこないだろうか?
それこそ、感覚の違いじゃないかなぁ・・・・
言おうが言うまいが、相手のからだを気遣う気持ちが有れば、栄養のあるおいしいものを「食べさせてあげたい」と思わないかなぁ・・・
僕はそれぞれが自分の事を優先するより、相手の事を優先しあえば、それは結果として、自分に返ってくるわけやん?
そしてそれは、互いに満足の行くものじゃないかなぁ・・・
くまさん
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