②-思い (我思う故に我あり)

「AI」いゃいゃ「生成AI」って・・・・

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「AI」という言葉は知っているけど・・・・

どう考えても、人間の「思考能力」には及ばないと思っているんだけど、最近ネットで「AI」という言葉をよく聞く。

つまりどういうわけか、「人とAI」の会話がよく話題になっているみたいなんだよな・・・

で、当人はそれを楽しんでいるみたいだし、それなりに「辻褄」が合い、「会話」が成立するらしい・・・・

またあるところではAIを使って、「リアルな画像」が簡単に作れるらしい・・・

私の認識では「2001年宇宙への旅」や「マトリックス」のように、AIが進化しすぎると「やがて・・・」人類を馬鹿にしたり、支配する可能性が高いと思ったまま止まっているんだけど、どうも現代の巷の人々にはそういう「警戒心」がないらしい・・・・

で、今朝「AI」についてネットで調べたんだけど、今までのAI ではなく「生成AI」と呼ばれる分野があり、それが「人との会話」や「リアルな画像」を簡単に作れるところまで進化しているらしい・・・・

でも・・・・

こんなこと「機械」にやらせていいのかな??

私は「写真」の専門家で、もう50年以上続けているんだけど、もともと「存在」しないものは写真に写らないというのが原則なんだよね?

私の専門分野の「デジタル画像による文化財復元」についていえば、よく「CG」とごっちゃにされるんだけど、「CG」というのはあくまでも「絵」であり、存在しないものも描けるけど、うちの復元技術はあくまでも「写真」であり、存在しないものは写らないという原則のもとに成り立っている。

その違いはとても大きい・・・

だけど「生成AI」って、存在しない「架空」のものも、あたかも存在するように「写真画質」で作れてしまうらしい・・・・

もっと言えば、白黒写真からカラー写真に簡単にできたり、写真から「動画」が簡単に作れるらしい・・・・

写真の専門家として言えば、「モノクロ写真」から簡単に「カラー写真」は作れないはずなんよね?

つまりもともと白黒写真の歴史から言うと、フイルムや印画紙にはいくつかの「感色性」の違いがあるし、ましては同じ濃度のグレーから「色」を判断するには人が「故意」に指示をしないとわからないはずなんだよね??

ところが今の「生成AI」だと簡単に作れてしまう・・・・

そこんところが「理解不能」なんだよね、私には・・・

で、なんでこんな話をしているかというと、いくつくところは「嘘」がまかり通る世界なんだよね・・・

つまり「生成AI」を使えば、簡単に「リアルなウソ」が作れるし、それを使えばいくらでも他人をだますことができるよね??

つまり「生成AI」のいくつく先は、人と人との「信頼関係」を無くすことを狙っていると思うのは私だけだろうか・・・・

くまさん

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