画像処理による復元-1
■赤外線や紫外線による撮影では、良い結果が得られないことが、多々あります。
以前から行われていた特殊撮影による画像だけでは、ハッキリとした成果が現れない事が、しばしば起こります。
数百年を経て黒ずみ、そして画像も薄れて、ほとんど目視では見えなくなったものなどの中には、墨で描かれているにも関わらず、普通の白黒画像よりは見えるものの、赤外線画像においても、わずかな情報しか得られない物が、多く存在します。
一方紫外線画像においても厚く塗られた顔料などは、明るく反応するものの、その画像のみではとても復元に至らない事が有ります。