■専門家への技術解説-海外でも開催
大学・学会などで、文化財に接する機会の多い方、博物館に関連する方、文化財について学んでいる方に現在当社で行っている復元についてご紹介しています。海外の文化財関係者にもデジタル復元のメリット、考え方を広げています。
●NPO「世界遺産ネットワーク」のメンバーと共に、ミャンマー・カンボジア・タイの遺跡を現地文化財担当者と視察、現地JICA事務所を訪問(2003年9月)
●JICAの各国技術者を招いての研修プログラム「文化財修復整備技術コース埋蔵文化財 (考古学)」にて、デジタル復元の講師を勤める(2004年3月)
●中国・北京「中国文物学会文物修復委員会」訪問 代表の「賈 文忠」先生と対談。修復技術者20名に対し、復元技術の説明をする(2008年4月)
●奈良大にてデジタル復元についての特別講義を行う(2008年6月)
●日本ミュージアムマネージメント学会にて発表(2005年、2006年)
●研究者とともに中国新疆ウイグル自治区の石窟壁画の撮影とデジタル復元制作(2009年8,9月)
■講座の開催
●一般の方に対して画像による文化財の復元に関しての説明。また、簡単な画像処理の講座を開き、画像による復元への興味をもっていただいています
■展示会での発表・展示(年3回の実施計画)
●各所で開催される展示会などには積極的に出展し、実際の復元例を元に画像によるデジタル復元の可能性を知っていただいております。
●事務所にて「笠置寺弥勒磨崖仏」の復元の記者会見の開催(2010年10月)
■HPでの技術公開 各種の募集
●HP(ホームページ)を活用し、撮影技術の基本から、復元成果の公開など積極的に当社の技術、現段階で文化財に対して行えることを公開しております。HPでは、復元相談の受付、ご意見ご質問の受付、研修生の募集などを行い、世界中からアクセスできる媒体として重視しています。技術の説明パンフレットは、英語版と中国語版がダウンロードできるようになっております。
■番外編
●地元精華町の関係者から、中学生の社会見学の依頼を毎年受けております。(2012年・2013年)