蛍光X線分析による調査
■調査機材
蛍光X線分析装置によって、元素分析を行います。
特に、絵画などに使用されている絵具(主に無機顔料)の顔料を推測し、特殊撮影と共に使用することで、より多くの確実な情報が得らます。
その他、金属、プラスチック、食品など、水や廃棄物などを対象にした環境分析、金属、ガラスなどの無機質の材質調査などにも使用されています。
検査機器の詳細
分析機材 |
(株)テクノエックス |
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使用機材 | エネルギー分散型蛍光Ⅹ線分析装置 | |
分析方法 | 無機定性分析による試料表面層の存在元素の同定 | |
照射面積 | 1mmφ | |
測定可能元素範囲 | 12Mg~92Uまでの元素分析が可能(無機物) | |
資料室サイズ | 300㎜(幅)×260㎜(奥)×150㎜(厚) | |
試料面積 | 樹脂:4×4㎜金属:5×5㎜以上 微量試料、液体、紛体は試料セルに入れて測定。 | |
試料厚 | 樹脂・金属1mm以上 薄いものは重ねて測定。 |
*特別仕様により、資料室より大きいものも測定可能。
*当社では試料調整(カット・プレス加工・断面研磨など)は行っておりません。
調査項目
1 文化財中の元素分析
2 材料の成分分析
3 異物の成分分析
4 試料に含まれる有害物質の特定・含有の有無
調査事例