愛車は20年前の天才卵君なのだが、ちょうど1年前にネットオークションで手に入れ、その後全塗装や多くのパーツのリビルド品による交換。
そしていろいろと便利なようにオプションパーツを随分と取り付けてもらった。
で、その中で以前からハンドルカバーをつけたいとは思っていたが、市販の被せ式のハンドルカバーだけはつけたくない。
要するに「編み上げ式の革カバー」をずっと考えていたのだが、以前にモビリオにも編み上げ式のハンドルカバーをつけていたが、自分で編んだわけじゃ無く、知人に編んでもらった。
その時、随分と苦労していたのを見ていたので、なかなか自分で編み上げる気力が出なかった。
そのレビューには、うまく編むためのコツを載せている人や、1万円の価値があるとべた褒めの人もいる。
届いて、事前に針穴を大きくしたり、糸にシリコンを含ませて滑りを良くしたり、下準備を済ませ、朝から編み出して、結局4時間近くかかって編み上げた。
で、デザイン的にもモビリオと同じで赤と黒なのだが、その配色と言うか、繋ぎ方が少し違い、こちらは赤色の革はハンドルの外側だけ・・・
で、レビューを見ていると赤革の部分をハンドルの左右じゃなく、上下に編んでいる人が何人もいるのだが・・・
中には自分のブログで、一度編んだが滑るので、裏返して、バックスキンとして編み直した人もいる。
ちょっと心配しながら、赤革の部分をハンドルの左右、つまりハンドルを一番握っている位置にして編んだ。
答えは正解で、確かに黒革の部分は表面に艶があり、よく滑る。
一方赤革の部分は革の質が違い、表面にいぼいぼがあり、さらに表面に滑り止めの加工がされていた。
で、実際に仕上がってから、長距離を何度も走ったが、まずその製品、値段が安いのは、革の裏側を薄く漉いていないからだと思うが、それがかえってその革の厚みが、握った時に「適度の弾力性」を帯びており、ハンドルを握っていてなにやら手触りがいい・・・
そして赤革の部分だけが滑り止めをされていて、まっすぐ進むときにはハンドルが滑らず、大きくハンドルを切った場合は逆に手を放せば黒革の表面を滑るようにして、ハンドルが戻り、そこで手をキュッと握れば、赤革の滑り止め加工のおかげで、ビシッとハンドルが停まる。
その微妙な手触りは、決してフェチではないが、一種の「快感」である・・・アヘアヘッ・・・
そして、私は結構オーディオに凝る方だが、車の中は大きな音で音楽を楽しめる唯一の場なのだが、カーステそのものもネットオークションで10年ほど前の製品で、結構高級品でいろいろと音質の調整できるものを買った。
ウーハーも運転席と助手席の間に入るものを探し手に入れた。
そのウーハーの上にはごみ箱を置いているのだが、これがまた軽いもので、ウーハーの音量を上げるとごみ箱がビリビリとなる。
そこでごみ箱の底に粒状の鉛を漆喰と一緒に敷き詰め、ずしりと重くした。
結果は思った通り、箱なりがやんだ・・・・
さてさて・・・もう一つ気になっていたのは、スピーカーはドアの下の部分にあり、4ウェイのスピーカーを付けているのに、どうも中高音がこもって、音が前に出てこない・・・
ずっと気になっていたんだが、特にお気に入りの「ヘレン・メリル」のあのため息が濁ってしまう。
で、今朝また行きつけの修理屋に行き、「チューンナップ・ツィーター」を付けてもらった。
するとやっとヘレンメリルのあのハスキーなため息が聴こえてきた。 アハァッ・・・・
先月、仕事場のけいはんなプラザで見たい映画を見れた・・・
最近はネットで随分と映画を見るのだが、わざわざ映画館へ足を運んだのは、もう数十年前の話。
それでもここに映画の方から来てくれる。
先月は「海難・1890」を見た。
今月も、見てみたい「杉原千畝」がやってくる。
この主人公をテーマとしたテレビの特番を、ずいぶん以前に見たし、また最近YouTubeも見た。
シンドラー以上の行いだと言われていて、感動ものだと期待している。
(資)文化財復元センター おおくま