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「古事記、祓い言葉の謎を解く」萩原継男 著・その1

数年前から、精神世界の本をたぶん300冊ほど読んだと思う。

いゃ、数を自慢するわけではないが、それまで私は「知識」より「思考」を大事にし、自問自答をすると、答えが本や他人に聞くことなく、自分の中に返った。

つまり、潜在意識なのか、あるいは守護霊なのか、はまたま魂からか、内なる神からかは判らないが、答えが閃いたり、あるいは気が付くと自分の中に答えがあった。

そういう経験をたくさんしているもので、わざわざ知識を本から仕入れる必要が無いと思ってきた。

ただそれでも、自問自答の答えが、見ていたテレビ番組の中に有ったり、たまたま開いた本に書かれていたことも無いわけじゃ無かった。

ただ数年前から、この復元の仕事の状況が変わった。

何度も言うが、私は不思議な出来事を多く体験しているが、もともとは無信心であった。

にもかかわらず、そんな出来事を体験すると「目に見えない不思議な力」と言う「存在」を、否定できなくなった。

それがいずれ「信仰心」へと繋がるのだが、数年前に初めて仕事場に神棚を作った。

神棚とは言ってもまともなものではなく、仕事の机の上の棚に簡単なスペースを作り、伊勢神宮のお札を張った。

その後毎日洗ったお米や塩などをあげ、祝詞をあげる・・・

そんな習慣を欠かさなくなったが、さりとてそれからよくなったとも思えない。

そこであげるべき祝詞は何なのか?が気になり、いくつもの祝詞をあげていたのだが・・・

ある旧知の占い師から「神棚に問題があるような気がする」と言われた。

神棚と言ってもちゃんとしたものじゃなかったから、Amazonで安い神棚を買い、鏡は少し上等なものを買った。

さて・・・

問題なのは「のりと」なのだが・・・

果たしてどれが本当に効果のある祝詞だろうか?

今までネットを見て、効果があると言われるものをいくつもあげていたのだが「大祓い祝詞」の中に「太祝詞」と言う言葉がある。

にもかかわらずその部分が抜けている・・・

そこに不信感を抱いていて、何となく神社神道を信じきれない気持ちも、正直あった。

それが効果をあげない原因だとは分かっていたのだが・・・

そこでまた自問自答で「祝詞はどれにすべきか?」と問いかけて、ネットで検索した。

本来「太祝詞」を探していたのだが、納得のいくものが無い・・・

すると http://www.pikakamo.com/index.php?%E3%80%8C%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E7%A5%9D%E8%A9%9E%E3%81%AE%E5%A4%AA%E7%A5%9D%E8%A9%9E%E3%80%8D と言うページを見つけた。

それを読んでいくと、なかなか面白い・・・それを読み終え、その元になるページも読んでいたら、何やら本を出したらしい??

ということで、さっそく3月に出された本なので古本も無く、Amazonで新刊を取り寄せた。

 

続く⇒


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(資)文化財復元センター おおくま

「古事記、祓い言葉の謎を解く」萩原継男 著・その2

HPを読むと、何やら「弥生語」と言う言葉と「倭人天族」と言う言葉が出てくる。

よくゴダイゴ!!じゃなかった、古代語と言うものがあると言う話は聞くのだが・・・

この弥生語と言うのもその一つらしいが・・・

それを記した文献は世の中に出ていなかったらしいが、実は1つだけ記紀以前に書かれたものが、ある神社の神官の家系に伝わっているらしい・・・

そんな話の断片がネットでわかったのだが、その一族は「倭人天族」の王に仕え、天の声を聴くことが仕事だったと言う。

そして「倭人天族」とは???

九州の五島列島から博多のあたりに勢力を持ち、航海術にたけて大陸との貿易で勢力を伸ばした弥生人だと言う。

しかも彼らが稲作や鉄器を仕入れ、日本の他の一族に普及させたと言う。

それが実は今の「天皇家」の祖先だと言う・・・

何やら今までの古代史を根本から覆すような話なのだが、それについて本では詳しく書かれている。

つまり、九州が発祥の地であり、それがある出来事を機に「本土」へ出てきて、奈良の三輪のあたりに政権を築いた。

「天孫降臨」とは、大陸から日本に侵略してきた他民族ではなく、もともと九州に住む、日本人だと言う。

ここに興味があるのだが、実は私の生まれたのはその博多の近くの「甘木」と言うところなのだが、数年前にそこが邪馬台国の候補地だと知った。

また、よく行く「宗像大社」は、宗像家の氏神であり、また宗像家も玄界灘の海洋族だと言う・・・

かなりの勢力を持つ一族だったらしく、たぶん倭人天族の流れを汲んでいるのではと思う。

また変な話だが、あるチャネラーから私の過去世の一つに「ニニギ」の名が挙がっていたが・・・

まさかそんな神様が前世の訳もないし・・・・と信じ切れなかった。

しかし、天孫降臨が実は九州に住む「倭人天族」だとしたら・・・

ニニギもまた、実は「九州人」だということになる。

そうなれば・・・・可能性も無くもない??

で、話を戻すとその「弥生語」と言うのが何故重要か?

それはもともと天皇家が使っていた言葉であり、その言葉の多くが「神道」の神の名や祝詞の「元形」になったものだと言う。

また、祓い祝詞も実はその弥生言葉から創られ、日本の神々の神話も、そこから派生したものだと言う。

で、肝心な「祝詞」をその中で見つけた。

弥生言葉による祓い祝詞

これがその原型になるもので、私はこの祝詞に導かれたものと信じている。

(資)文化財復元センター おおくま

30年前の思い出の文集

連休前に問い合わせのメールが入った。

何やら30年前の高校時代のクラスの「文集」がある。

しかし、随分と薄くなっているページもあり、何とかデジタル化して、当時のみんなに配りたいと・・・

こういう「思いで」の復元を望まれる人は多いが、なかなか予算的に折り合いがつかない。

しかし今回、何とか折り合いが付き、復元することになったのだが・・・

思ったよりもページ数も多いのだが、実はこの文集は卒業文集じゃないらしい・・・

どうも1年何組とか書いてあるのだが、しかし各ページを読み込みながら、少し見ていくとどのページも文字が高校生にしてはとても纏まった字を書いていたり、また各ページに似顔絵や漫画が描かれているのだが、これもまたどれを見ても素人が書いたものとは思えない・・・

仕事を終え、データーを送るときに、依頼主にその件を伝えたら・・・

何やら当時のメンバーの中に、現在「絵本作家」になったものが居て、その人が中心に創られているらしい。

それにしていまどきの高校生や大学生より、よほど読みやすい文字を書いていると思う。

 

復元・ 21 21
現状画像 復元画像
復元・29 29
現状画像 復元画像

(資)文化財復元センター  おおくま

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