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小さいシンクロニシティ・・・

たぶん、フッーの人は偶然だと思うだろうが、世の中にあるのは「必然」だけと言われている。

私は良く遠出をする。
遠出と言っても遊びに行くわけではなく、諏訪大社に参ったり、福岡の宗像大社や高千穂へよく行く。

すると、いつも同じ道を通るので、道沿いのガソリンスタンドの価格を見ながら走る。
大阪などは地域によって結構ガソリンが安いところはあるが、全国的に1つの道路沿いのガソリンスタンドは、ほぼ同じ値段で統一されていて、こちらの安い店に比べると明らかに10円以上高い・・・

私は同じものを買うなら、少し手間をかけてでも、一番安い店を探す。

お金を無駄に使わない主義だが、遠出をすれば当然給油しないと帰れなく、走りながら価格をずっと見ていて、安いところに入る。

ところが、いくら探していても、どうも安いスタンドが見つからない場合、神様に「安いスタンド探してください」と、走りながら声に出して頼むことがある。

すると・・・

確かに安い店が出現する。
しかもその後走っても、それ以下の店がないようなそんな店が現れるのだが、それも1度や2度ではない。

先日も諏訪大社に参り、伊藤千代子の関係者に会ったのだが、仕事場の近くで軽油を「90円」で満タンにして出かけた。

当然こんな値段どこを探してもない。

走っていて100円以上は当たり前で、地域によれば安くても110円台になる。

そこでまた、「安い店を探してください」と言って、しばらく走っていると「100円」のスタンドが出現した。

シンクロニシティしているからこそ、起きる現象なのだが・・・・・

そして昨夜、またシンクロニシティしたのだが、車のクーラーの調子が良くない。
帰りに冷却水のランプが付いた。

慌てて止めてJAFを呼んだのだが、2時間かかるという。
近くの民家で水道を借り、自分で給水した。
最初は少しで足りると思ったら、なんと3L以上の水を入れて、初めてランプが消えた。
問題なくエンジンはかかり、30分も走ると、またランプが付いた・・・
冷やしてから、10数キロ先の道の駅まで行って給水して、帰り着いたのだが、修理屋で調べると、ラジエーターから水が漏れているらしい・・・

私は部品をネットで探したのだが、素人なので違う部品を買って送ったら、その部品じゃないらしく、再び探しても出てこない・・・

そこで「易」で神様に、「中古のラジエーターを探してください」とお願いしておいたら、夜になり再び検索すると・・・・

なんと、ちゃんとルシーダ用のラジエーターが見つかった。

今まで何度探しても出てこなかったのに・・・

(資)文化財復元センター  おおくま
中止になったフジテレビの「戦時郵便」の復元結果

本来なら、今頃すでに放送済みになっている、「みんなのニュース」の終戦70年企画の一つである「戦時郵便」の復元だが、許可が出ているので、こちらで公表する。

最初の予定では18通復元することになっていたが、何分墨書きやペン書きで書かれたもので、今のようにボールペンと違い凸凹を確認できない。

素人はなんでも赤外線で撮れば、見えてくると思うのだろうが、消えた部分が見えることはあっても、逆に消された墨が消えることはありえない。

それは紫外線を使っても同じで、撮影の仕方で消し墨が消えることはありえない。

つまり、不可能と思われることに私は挑んでいることになるのだが、しかし世の中に「不可能」など存在しない。

そう信じて試行錯誤を繰り返すことで、私の復元技術は進歩してきた。

今回の墨で消された文字の復元もその極みという事になるのだが、肉眼ではなんとなく下の文字が見えそうなものから、作業を開始したのだが、しかしながらそんなものでも思うように復元できず、数日が過ぎた。

その間、考えられることはいろいろ試していると、少しコツがわかり始め、いくつかのはがきの復元を完成させた。

 

A-2 A-2復元画像
A-3 A-3復元画像
A-4 A-4復元画像
B-9 B-9復元画像
C-14 C-14復元画像
C-17 C-17復元画像

 

ところが本来一番復元してもらいたいものが2枚あるという。

その2枚とも、随分と消されていて、ちょっとやそっとでは下のものが読み取れない。

しかも2重、3重に墨で消されたものなど、墨が厚すぎて到底下の文字は読めない。

それでも何度も何度も試行錯誤を繰り返し、「最終復元」の完成へとたどり着いた。

ところが解読者はそれを「読めるレベルではない」とあっさりと蹴った・・・・

その2枚のはがきの最終復元に至るいくつかの復元も、今回比較のために掲載する。

B-10 最終復元・C-10
現状画像 最終復元画像
この最終復元に至るまでに、多くのやり直しをしている。
復元・1-C-10復元画像 復元・2-C-10
さらにもう一つは消し墨の薄いところは復元できるが、2重、3重に消された部分は何度やっても、墨の下が見えなかったが。最終的にその部分にも濃淡が確認できるところまで復元できた。
C-18 最終復元・C-18
現状画像 最終復元画像
ここに至るまでの試行錯誤
復元・1-C18 復元・2-C-18
復元・3-C-18 復元・4-c-18
(資)文化財復元センター  おおくま


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