ネットの当社の技術を知り、電話で相談されたのだが、父親が残した日記を、その世話をしていた兄弟が改ざんした疑いがある。
つまり一部の内容がどうも消された形跡があり、それを復元できないか?
と、いう話であったが、1ページだけではなく、数ページあるという。
費用的な話は電話ではしなかったが、依頼したいので自分で車で持ってくるという。
来られ、日記を見せてもらい、そして費用的な話をした。
どうも、遺産相続が絡んでいる様子で、父親と同居していた兄弟には月々食費として数万円が払われていたにも拘らず、亡くなった父親の財産分与について、面倒を見ていた手間を月々数万円として、数年分・・・・・
自分の取り分であると主張しているとのこと。
しかし、依頼人は、父親は同居していた兄弟の扱いに不満を持っていた様子で、近所の人に愚痴を言ったり、警察を呼んだりしていたとのこと。
つまり、父親はその不満を日記に綴っていたのに、その部分をどうも不利になるからと消した形跡がある。
それを裁判で証明してほしいと言われ、当社で調べた結果を「調査報告書」として依頼人に渡した。
それを裁判の証拠として提出するとのこと。
当社もできればネットに掲載したいと申し出ると、承諾いただいたので掲載した。
ある裁判のための調査報告書
(資)文化財復元センター おおくま