以前に「手紙」という邦画をネット配信で見た。
弟思いの兄が、弟の進学費用を得るために泥棒に入った。
そこで見つかり、相手を殺し、拘置所に入る。
兄は弟にたびたび手紙を出すのだが・・・・
弟は兄が罪人なので、社会から迫害されて、いずれ返事を書かなくなる。
しかし、弟の彼女は代わりに兄に手紙を出し続ける。
そんな話なのだが、弟の仕事先に届いた封筒に「桜のマーク」の判が押されていた。
それを職場の同僚が見つけ、拘置所からの手紙であることがばれる・・・・・
そんな話なのだが、実は先日ある弁護士から、はがきの黒く塗りつぶされた部分の解読を依頼された。
電話の話では「拘置所」から届いたもので、裁判の資料にしたいという。
届いて作業にかかると、確かにはがきに「小さな桜のマーク」の判が押されていることに気が付いた。
あの映画・・・・
事実なんやぁ??
そして「検閲」が今でも本当に行われていることを知った。
(資)文化財復元センター おおくま