これも「神」についての本である。
どうも「ベンジャミン・カールスン/ベンジャミン・シールド」と言う二人が、これらの人々に呼びかけ、それぞれの「神」について、短い文を寄稿してもらい、その本の利益は全額ボランティアに寄付されているとの事。
さて、私はずっと「神とは何ぞや?」ということを知りたくて、多くの本を読んでいる。
それらの共通する話として「神は自分の内にある」という人が、とても多い。
私自身も、自問自答を繰り返しながら、多くの応えを得ている。
これもまさに「神」についてなのだが・・・・・
この著者クリシュナムルティについては、時々Amazonで見かけるのだが、今まで読んだことはない。
今回「神」について検索した中で出てきたので、始めて読んでみた。
この作者、確かにただモノじゃない・・・・・
彼が言うところの神も、そんじょそこらにいる「内なる神」とも違う。
そのむずかしさは、半端じゃない・・・・
どうも彼も神は間違いなく存在するが、それは「真理」として、我々が考える宗教の範囲にはない。
いゃ、宗教どころか、「信仰」の対象としての神でもなく、神を私のように探し続けている限り、真の神には巡り合わないと言う。
確かにそう言われると、解るところもある。