この本はAmazonで「無心」を検索した時に、同じ著者の別の本が目に入り、それ後にこの本も注文した。
著者は随分と本を出している。
しかもYouTubeで検索したら、1つの出版社のインタビューが有った。
映像を見ると、何となく、無愛想で口下手な印象なのだが、脱サラして最初に出版の仕事を始め、他の人の本をシリーズで出していたら、自分でも書くようになったらしい・・・
脱サラ後は結構出した本がヒットして、現在に至るらしい・・・
で、もう1冊の本もそうだが、俗にいう「自己啓発」の書だと言える。
似たような内容で、少しなかみを変えて何冊も出されているようだが、内容的には「引き寄せの法則」の日本版と言う感じで、確かにこの手の本を初めて読む人にとっては、大変役立つものだと思うが・・・・
この手の本というか「引き寄せの法則」は、潜在意識に働きかけて、自己実現をしようというモノだが、私も2年前からこの手の本をずいぶんと読んだ。
ただ読むだけではなく、実際に何度も試したのだが、現実はそんなに甘いものではなかった。
この本も「易占」の資料として購入した。
どうもこの本は1962年のベストセラーの再販らしい・・・
先日の「銭流・易経」銭 天牛・著もずいぶん前の本らしいが、それでも1986年だからに、さらに25年ほど前の本だということになる。
で、易占の資料としては『「易経」中国思想Ⅶ 丸山松幸・訳』を最初に使っていたが、どうも神とのやり取りで、ピンとこないものもあり、そこで『「易経読本・入門と実践」河村真光・著』を加えたら、さすがに易者の本だけあって、かなり的確な応えが返るようになった。
そこでさらに先ほどの『銭流・易経」銭 天牛・著』も加えたら、また役に立った。
だとすれば、易者が書いたものの方がぴったりくると思い、この本も買ったのだが・・・・
この著者はどうも「卦辞(かじ)」だけで「爻辞(こうじ)」を使わないと言われていたが、それでもその卦辞(かじ)の部分を加えようと思っていたが、実際に読んでみると、素人相手にそれぞれの卦については解りやすく書かれているが、しかしそれだけで果たしてこの本が「よく当たる」と言われる理由が解らない・・・・
つまり、判断基準と言うほどのものがほとんどないのに・・・
そんな感じで、結局この本もお蔵入りとなった・・・
(資)文化財復元センター おおくま