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「あなたの人世を変える催眠療法」リンダ・ローズ 著
006
この本は平成13年に出版されているようである。
 
 
今回、催眠術関係の本を3冊取り寄せた。
 
その2冊はすでに紹介したように、自己催眠と言うより他者催眠の本だが、しかし催眠術と言うものを理解するにはベストであった。
 
で、その後潜在意識の本を数冊読んでみたが、いま一つ、求めているものと違う。
たぶんユング心理学と呼ばれるものが近いのではと、3冊セットの入門書も取り寄せたのだが、何分古本なので、別々の本屋から購入した関係で、届く順番が、最初のものが一番遅れた。
 
 
その間に、この催眠術の本を読み始めたが、この本もアマゾンのレビューの評価が高い。
 
確かに読み始めて感じたのだが、よく「催眠とは基本的に自己催眠である」と言われているが、全ては自分が潜在意識に許可を与えない限り、優秀な催眠術師でも、催眠をかけられないらしい。
 
 
また、レビューにもあるのだがも自己催眠についての本は、確かに中身の薄いものが多く、暗示文を載せている割に、それをだれがどうやって読むのか?
 
そのあたりの事すら書かれていなかったりする。
まさに名前だけの「自己催眠」だったりする。
 
一方、今回取り寄せた最初の2冊は、催眠術についてのノウハウを余すことなく披露しているが、逆に自分でかける催眠は少し触れられているだけである。
 
特にその著者は、現実主義とでもいおうか、霊的な話や、神、あるいは宇宙と言うような話は信じていないらしく、引き寄せの盲信者を皮肉り、「暗示より実行!!」と言う。
 
 

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「3つの真実」野口嘉則・著
005
この本も潜在意識のキーワードで検索した。
 
アマゾンのレビューでも評価が高いが、どうも小説らしい・・・
 
あらすじは、成功法則を実践し、会社をお越し、社員にも家族にもポジディブ思考を押し付けて来た主人公が、突然優秀な社員が辞めて、落ち込み、その夜会社で居眠りから覚めた朝7時に、見知らぬ老人が訪ねてきた。
 
その老人は誰かから依頼されたと言うが、依頼主の名を明かさず、主人公にいろんな人世の法則を教える。
 
その話を聴いて主人公は何が一番大事なのか?に気づく・・・・
 
その老人の教えとは、いわゆる引き寄せ関係の教えなのだが、その教えを小説仕立てで、興味のない若者にも分かりやすく説明してある。
 
どうも著者自身、高校時代の対人恐怖症を、この手の教えを学ぶことで克服し、メンタルマネージメントの講師を勤めているらしい・・・
 
 
 
この手の小説としては、何度も言うのだが私は普段は本を読まない。
 
しかし2年ほど前から精神世界の本を読みはじめ、高橋信次の著書からずいぶんと学ばせてもらった。
 
かれの著書の中に「愛は憎しみを超えて」と言うのがあるが、この本は高橋信次が普段から唱えている話を、小説としてわかりやすく説かれたものであり、元は「餓鬼道」と言う名で出されていたらしい・・・
その主人公は、終戦後間もない東京の高利貸しの青年なのだが、血も涙もない守銭奴なのだが、彼はある日突然廊下で倒れ、意識不明で病院へ運ばれた。
 
付き添う内縁の妻と、片腕の社員。
二人は善良な人として描かれ、主人公の青年は意識不明の中、「幽体離脱」を経験し、そして死後の世界へ送られるのだが、守護霊に諭され、心を入れ替えて生き返る。
 

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「シンクロニシティ」フランク・ジョセフ 著
007
この本はAmazonで「シンクロニシティ・共時性」のキーワードでの検索である。
 
そのまんまの題名である。
 
私は最近「潜在意識」や「無意識」と言う心の状態とはどういうものか?
 
また、な潜在意識が暗示に掛かりやすく、そしてそれがどう「引き寄せの法則」と関係しているのか?
 
と、どうしても理屈で物事を考える私の性分が、完全に抜け切っていないのだが、しかし片方では「ゆだねる」とか「神の行動は人の思考が及ばない」ということも、納得できるようにはなったが、ただどうしても疑問に思うのは、「なぜ創造主は人に性格の違いを創ったか?」と言うこともある。
 
 
やれ、「思考を変えれば、世界が変わる」とか、「そのままで問題ない」とか、正反対とも思える話があったりする。
 
また引き寄せにしても、うまくいくものと、うまくいかないものが居る。
 
その違いが判らないと、願望は引き寄せられない・・・・・
 
また、私は数多くのシンクロニシティを経験しているし、またそれが元でこの仕事に導かれた。

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『ユング心理学(Ⅰ)「無意識への扉をひらく」」林道義・著
001
最近、無意識・潜在意識について調べている。
 
いくつか取り寄せたのだが、しかしこの手の本は特に専門分野が細かく分かれているようで、先日の本など「錯誤」の研究者らしく、私の求める知識は得られなかった。
 
 
そこで、「ユング心理学」なら、まだ「集合的無意識」や「シンクロニシティ」について記されていると思い、レビューの評判の高い、このシリーズをまとめて3冊取り寄せた。
 
まず(Ⅰ)から(Ⅲ)までの目次をみると、直接的にその項目は見つからないが、とりあえず「中学生にも分かる」様に書いたと著者が言っているので、読み始めた。
 
余談だが、「中学生でもわかる」と書かれていて思い出したのだが、私は子供の頃から友達と野球などで遊ぶより、独りで物思いにふけることが好きだった。
 
そして中学生の時には、生意気にも哲学書を読んでいた記憶がよみがえった。
無知の知」とか「われ思う、ゆえにわれ在り」などの言葉を理解しようとしていたし、サルトルの「嘔吐」なども読んだのだが・・・・
さすがに嘔吐は理解できなかった。
 
そんな性分だから、他人から指示されるのを極端に嫌うし、物事を理屈で考えて、おかしいことには、梃子でも動かない性格である。
 
しかし、それは逆にいうと、物事から学ぶ、いわゆる「学習機能」や、「努力」は惜しまない性格なのだが、しかしそれは自分では「人並み」だと思っていて、他人を見ていて「なんでもっと努力しないのだろう?」「やれば出来るのに・・・」といつも思っていたのだが、歳を取ってやっと自覚したのだが、私を基準に他人を見れば、「努力が足らん・・・」と言えるが、どうも私自身が「世の中の平均」から外れているらしい・・・
 
人一倍」という言葉があるが、私の馬力はそんなものじゃないらしく、少なくても「人の数倍」の努力と学習機能らしい。イャホンマ!!
 
 
 
さて、著者が言うように、確かに私でもわかりやすく、途中で投げ出さず、まず最初の1冊を読み終えた。
 
 
どうも著者は留学し、ドイツ語で、ユング心理学を学んだらしく、日本の専門書は随分といい加減で、間違ったことが書いてあるから、その知識を捨てて、一から読むようにと書いている。
 
結構、他のユング心理学の専門家についても、名前を上げて批判していたりする。
 

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『ユング心理学(Ⅱ)「心のしくみを探る」」林道義・著
003
Ⅰ卷は確かにこの手の本にしては解りやすく、続けて読む気になった。
 
さて、Ⅱ巻目はなお私の興味のある話が多い。
 
無意識の中で否定されるものを、ユングは「」と呼んだらしい。
 
 
で、私がなるほどと思ったことなのだが、私は離婚して出会い系で、500人を超える人とメールのやり取りをした。
さらに遡り、インターネットが普及する以前に「パソコン通信」と言う時代があった。
 
その中にフォーラムと言う同好会があり、その一つに「写真フォーラム」があるのだが、そういう趣味の集まりの中で、「文字」によるコミュニケーション、つまり会議室でやり取りをすると、何度も「喧嘩」が始まる。
 
それは、喧嘩を吹きかけている人間には一つの特徴がある。
 
それは、相手の意見を、「誤解」して受け取っているのであるが、当人はいくら説明してもそれに気が付かない。
 
また、先ほどの出会い系のメールのやり取りにおいても、今だからプロフィールの写真のやり取りは簡単だが、10年以上前は写真のやり取りが手間で、女性はそれを理解できなかったりした。
 
そうすると、なおさらメールの「文章」のやり取りの中に、「相手のイメージ」を創り上げてしまう。
それはどんどん大きくなり、実際に相手に会うと、「えっ!! こんなはずじゃ・・・」と、自分が抱いたイメージと本人のギャップを知る。
 
もっとひどくなると、会ってもその事に気づかず、一緒に暮らしだしてからその事に気づく人もいる。
 
 
また、よくメールのやり取りのあいだに、喧嘩になる。
それは、相手の文章を、自分が受け取り違いをして、それで怒る人が割と多い。
 
私はよく言うのだが「物事はそれを発する側より、受け取る側の責任が大きい
つまり、全ては自分の受け取り方で変わる。
それが無意識の領域の問題であることが、ユング心理学を学ぶと判る。
 
 

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