2013年12月
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アメリカの財団・残念な話

半年ほど前、当社の知財担当の顧問が、アメリカの複数の財団に、「画像による文化財復元」への理解と支援のメールを入れた。

そのうちの一つが理解を示し、補助金の申請手続きを取るように促してきた。

さっそく手続きはなされたが、審査結果は11月の末と知らせてきた。

しかし、12月に入っても連絡が来ない・・・・

郵送で知らせが届くのかとも思ったてのだが、ずいぶんと審査が手こずったと見えて、今朝メールが入っていた。

結果は残念でした・・・・・

(資)文化財復元センター  おおくま

となりの人間国宝

今朝、愛髭会の事務局長から電話が入った。

午後からテレビ取材の話が入ったらしい・・・

先日のテレビ取材も「関西テレビ」だったが、今回も「関西テレビ」らしい・・・

番組名というか、コーナー名を聞けば、ご存知の方も多いはず。

朝の番組で「よーいドン!」という番組の「となりの人間国宝」というコーナー。

円ひろしの実物を見るのは初めてだが、さすがに話がうまい・・・

30分以上の取材であったが、たぶん数分程度にカットされるだろう。

なお放送は、来年1月の予定らしい・・・

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(資)文化財復元センター  おおくま

無事放送されました。

昨夜、テレビ東京の「ワールドビジネス・サテライト」の「技あり ニツポンの底力」のコーナーで、2週間遅れとなっていた、当社の復元の紹介が無事終了しました。

わざあり
初めての夜の全国放送でした・・・・

(資)文化財復元センター  おおくま

ゴルフ会員権

私は一切ゴルフに興味がなく、したがってゴルフに行くこともない。

先日のワールドビジネス・サテライトの技あり ニツポンの底力をみた、近畿圏の個人から、領収書の復元の問い合わせがあった。

やはり費用が気になるらしく、現在はキャンペーン価格であることを告げたが、もう一度検討すると、電話を切られた。

翌日、再度電話があり、こちらに持ってくるという・・・

復元費用は、個人の方にとっては安いものではない。

    

    
お金が絡む裁判などの「証拠資料」として、何度か復元してはいるが、今回の領収書は、20年ほど前の「ゴルフ会員権」とのこと。

どうも税務署に損益として提出すると、税金が戻ってくるらしい・・・

本人も自分でいろいろと光を当てて調べたがわからなかったという。

    
夕方預かり、さっそくポリライトで撮影すると、確かにノンカーボンのインクは写るのだが・・・

すでに20年も経っていると、そのインクも紙に滲みてきて、文字の輪郭が滲んでおり、はっきりとした金額が読み取れない。

    
そこで次の手段を考え、今度はノンカーボン紙などは必ずボールペンのような、硬い筆記用具が使われる。

すると当然、控えの領収書にも、筆圧がかかり、表面には微妙な凹凸が残る。

    
しかし、その凹凸を写真に撮り、文字を読み取るのは素人にできる技ではない。

まさに「技あり ニツポンの底力」といえる。

    
その結果、その領収書に書かれていたのは「¥4.729.000」という、とても大きな数字であった。
    
これで損益計上して、税金がいくら戻るのかは定かではないが、とにかく復元費用を払う価値は十分にあったものと思われる。

(資)文化財復元センター  おおくま

ウルグアイのムヒカ大統領

以前にどなたかが、facebookでウルグアイのムヒカ大統領のスピーチにリンクを張っておられ、それを読みシェアしてことがあり、このスピーチの話、実は1年ほど前にも、聞いたことがあり、その時は「いいな・・・」と感じたくらいだった。

    

が、しかし最近思うところがあって、スピュリチァル関係の本を何冊か読んでいる。
    

そのいくつかは、共通した思考が根元にあり、「宇宙」という言葉が頻繁に使われ、そして「創造主としての神」が、我々人間を神の複製物として創った。

    

しかし、人は宗教の枠の中に、違った神の姿を創り上げた・・・・

    
そんな人間に、時たま直接的に「創造主としての神」は話しかけてくる。

    

そのメッセージを本にしている人が、何人もいるようで、その内容は我々人間社会の矛盾点をずいぶんとついているように感じる。

いくつかの本は、その神の言葉の「こたえ」の部分だけを記し、理屈は必要ないと説明されない。

    

ところがわたしの性分として、人の話は鵜呑みにできない。

「なぜ?」という疑問が解決されない限り、わたしは梃子でも動かない。
    

その疑問を、だれにでも解る形で、執拗に説明されているのが「神との対話」のシリーズなのだが、しかしそこで神の言われることは正しいと思うのだが、だとしたら・・・

    

それをごく一部の一般人に話し、それを当人は本にする。

それを読んだ多くの読者は、感銘を受けたり、それを応用して自分は幸せを得る。

    

それはそれで構わないのだが、じゃそんな一人一人が、今の世の中を変える力が、あるいは意思が本当にあるのか?

そう考えた時、いささか疑問が残る。

    

つまり「創造主である神」が目指す、真の人間の幸せの世界を実現するには、どうしても「政治」の力を借りねばならない。

にもかかわらず、肝心な神はなぜ政治家に働きかけないのか?

    

と、それが疑問だったのだが、このウルグアイのムヒカ大統領の思考は、明らかに「宇宙の創造主である神」の啓示を受けていると思われる。

    

わたしも文化財の復元を手掛け、その価値は「なかみ」だと言い続けているのだが、人は決して進化などしていない。

科学偏重の現代社会は、むしろ逆に一人一人の人間の持つ能力を退化させている。

    

だからこそ、過去の優れたものから、朽ち去るままに任せるより「叡智」を甦らせ、次の世代へと受け継ぐことの重要性を訴えている。

    
    

話をムヒカ大統領に戻すのだが、有名なリオでの演説の日本語訳が http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/  にあるのですが、さらにその裏付けとしてのインタビューが http://hana.bi/2012/09/mujica-interview-nihongo/ にも記されている。

    

まったく同感であるが、彼のような、「宇宙の創造主のとしての神」の啓示を受けた政治家が、もっと世界中にあふれた時、真の革命がおこると私は思う。
    

(資)文化財復元センター  おおくま

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