2013年7月
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変な話かもしれないが・・・・・
 
先日、facebookの朴大統領の話題に「彼女の顔をテレビで見ていると、何かに憑かれている人のように見える」と、そうコメントしたことがある。
 
    
    
で、なぜそう感じるのか?自分なりにその理由を考えてみた。
 
    
私は長年写真を生業としてきた。
その一つにポートレートも入るのだが、人物撮影で一番気を付けなければならないのは「」であることは、どなたでも理解できると思う。
つまり、目に輝きを与えなければ、その肖像写真は失格と言える。
 
そして、目に輝きを与えるのは、そう難しいことではなく「キャッチライト」と呼ばれる小さな白い点を入れれば、瞳は輝いて見える。
そのためのキャッチライト用のライトを、顔の正面斜め上から入れるのが普通だが、それでも時々そのライトが効かない人が居る。
 
    
その典型的な顔は、民主党の「岡田 克也」議員である。
あれだけ大きな目をしていながら、ネットで彼の画像を検索してもらえば一目瞭然であるが、ほとんどの写真にキャッチライトが入っていない。
 
原因は簡単で、彼の大きな瞳の上半分が、あの重い瞼で隠れていることに気づかれると思う。
キャッチライトとは、瞳の下半分に入ることはほとんどなく、瞳の上半分が瞼で隠れているので、キャッチライトが入りようがない。
彼の印象は、それが原因で政治家としては大変損をしている。
 
    
    
一方、韓国の朴大統領は、細く切れ長の目をしている。
まさにキツネ目の典型だが、彼女の写真を同じくネットで検索してもらえば、でてくる写真の十中八九瞳にキャッチライトが入っていない。
彼女の瞼も重いが、民主党の岡田議員ほどではない。
にもかかわらず、目に光が入りにくい・・・・
 
もちろん写真によっては、正面から強いストロボで撮られてたものには光が入る。
で、写真は一瞬を記録するものだが、「テレビ」に写る顔は、時間の流れがそこにあるのだが、彼女の目は死んでいるように見える。
情緒不安定とか、何か嘘をついたり、自分に自信が持てない場合、人は下向きになり、正面の相手の顔をあまり見ない。
 
    
    
それが、何かに憑かれたように見えると私は感じる。
 
 
    
    
一方安倍首相の写真も検索すれば、逆に十中八九、瞳にキャッチライトが入っている。
彼の瞳もあまり軽いほうではないにもかかわらず、自信を持てば人はおのずと正面を向く。
 
それが瞳にキャッチライトを入れているように感じる。
 
私の好きな言葉に、リンカーンの「男は四十を過ぎると顔に責任がある」という言葉があるが、これは男に限らず女も同じ。
持って生まれた美貌は、いずれ衰え、それに代わってなかみが顔に出る。
 
 
もう一人、ミャンマーのアウンサン・スーチー、彼女を検索すれば、彼女が若いころに亡くなった亭主に寄り添うモノクロ写真が出てくる。
あの大きな瞳・・・
とても美人なのだが、彼女の顔は今でも人々をひきつける。
それは凛として前を見つめる姿には、目に力があり、歳を取ってなおその瞳は輝き続ける。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
 

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