2013年7月
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家賃の補助金

法人を立ち上げて9年が過ぎた。
 
 
最初は写真スタジオの延長で始めたが、写真の仕事がだめになり、枚方市のインキュベート施設へ移った。
そして3年経つと、インキュベート施設は追い出される。
 
    
やむなく引っ越し先を探すと、京都府の「けいはんなプラザ」にもインキュベート施設があることを知った。
しかも、こっちのほうが広くて安い・・・・
 
    
と、よいことづくめに思ったら、こちらは傾斜家賃。
1年目は極端に安い。
しかし2年目はその2倍に跳ね上がり、そして3年目はさらに3倍となる。
 
 
    
3年目ともなると、それなりに家賃も高いと感じる。
 
しかしここも3年を過ぎるとインキュベートを出なければならない。
 
ただ、今度は地元の精華町から家賃補助の制度がある。
 
    
それを去年申し込んであったが、やっと1年が過ぎた。
 
補助金も傾斜になっており、1年目は3割、2年目は2割、そして最後の3年目が1割の補助金が、終了時に申請すると出る形になっている。
 
3割×12か月分となるので、それなりにありがたい金額となる。
 
 
 
    
枚方市では何一つ、補助金の類はもらえなかったが、京都府に越してくると、いろんな補助金をいただいている。
 
 
分析機を買うのに300万円もらったり、「現代の名工」の後継者育成の費用として、2年間で3人分の給料分の補助金ももらったから、結構京都府にはお世話になっている。
 
ただ、行政から仕事を貰えると、もっとありがたいのだが・・・・
 
(資)文化財復元センター  おおくま

癒された・・・

先ほどfacebookを見ていて、聞きなれない言葉が目に入った。

カヒキラニ久仁 童神(ヤマトグチ)わらびがみ

どうも司会をされた方がアップされたものらしいが、ちょっと気になるのでYouTubeを見てみた。

YouTube Preview Image

 

フラダンスもこんな見せ方があるのに感心したが、実に癒してもらった。

二人のダンサーのシルエットを見ていると、画面に向かって右側のダンサーの動きが大きく、左はそれに比べて動きが小さいから、まだ初心者なのかと思った。

 

しかし、見ていると左側のダンサーが母親で、右側が娘という。

娘が母を超えた・・・・・

 

そう、一見すると思えてしまうが、どうもそうではなさそう。

母親はさすがに年の功なのか、動きを抑えて踊っていることがいずれ見えてくる。

そしてこの歌にはこの踊りがよく似合うことに気付いた。

スタンプ日付の読み取り

先週、ちょっと変わった仕事が舞い込んだ。


電話で問い合わせてきたのだが、車のシートのスポンジに日付がスタンプしてあるが、その日付が薄くて読めない。

簡単に考えたのだが、スタンプは何らかのインクで押されているはずだから、紫外線に反応するか、あるいはポリライトを使えば蛍光反応を示す。



そう確信していたが、実際に作業にかかると、紫外線はおろか、赤外線も全く反応しない。

さらに頼みの綱のポリライトによる「蛍光反応」も、何度も綿密に試したが、効果はほとんど表れない。

送ってこられたシートは3つあり、そのうちの一つは肉眼でも部分的にはうっすらと見えている。

にもかかわらず、特殊撮影では全く反応しない。


かといって、読めませんと返したら、Proとしてのプライドがたたない。

無い知恵を絞り、いゃ試行錯誤の経験がないだけの話だが、一晩布団の中で考え、あくる日にその方法を試すと、若干日付が見えてきた。

かといって、あっさりと読めるほどでもないので、考えた末、本来ならどんなスタンプが押されているのか?その見本画像を送ってもらっていたので、その日付に使われるフォントを探し当て、その見本上に重ねてみた。

それを頼りに、うっすらとしか見えず、しかも部分的にしか見えない数字を探り当てる。

つまり、1部分でもわかれば、そこに痕跡が残る可能性のある数字をまず探す。

その中から、「年・月・日」だから、組み合わせは限られているわけである。

言い換えれば、「消去法」とでも呼ぶべきなのか、ありえない組み合わせを省いていけば、部分的な痕跡からでも、若干の推定を交えることで、とりあえずは、製造年月日は解読できた。

これもよい経験となった。

(資)文化財復元センター  おおくま

変な話かもしれないが・・・・・
 
先日、facebookの朴大統領の話題に「彼女の顔をテレビで見ていると、何かに憑かれている人のように見える」と、そうコメントしたことがある。
 
    
    
で、なぜそう感じるのか?自分なりにその理由を考えてみた。
 
    
私は長年写真を生業としてきた。
その一つにポートレートも入るのだが、人物撮影で一番気を付けなければならないのは「」であることは、どなたでも理解できると思う。
つまり、目に輝きを与えなければ、その肖像写真は失格と言える。
 
そして、目に輝きを与えるのは、そう難しいことではなく「キャッチライト」と呼ばれる小さな白い点を入れれば、瞳は輝いて見える。
そのためのキャッチライト用のライトを、顔の正面斜め上から入れるのが普通だが、それでも時々そのライトが効かない人が居る。
 
    
その典型的な顔は、民主党の「岡田 克也」議員である。
あれだけ大きな目をしていながら、ネットで彼の画像を検索してもらえば一目瞭然であるが、ほとんどの写真にキャッチライトが入っていない。
 
原因は簡単で、彼の大きな瞳の上半分が、あの重い瞼で隠れていることに気づかれると思う。
キャッチライトとは、瞳の下半分に入ることはほとんどなく、瞳の上半分が瞼で隠れているので、キャッチライトが入りようがない。
彼の印象は、それが原因で政治家としては大変損をしている。
 
    
    
一方、韓国の朴大統領は、細く切れ長の目をしている。
まさにキツネ目の典型だが、彼女の写真を同じくネットで検索してもらえば、でてくる写真の十中八九瞳にキャッチライトが入っていない。
彼女の瞼も重いが、民主党の岡田議員ほどではない。
にもかかわらず、目に光が入りにくい・・・・
 
もちろん写真によっては、正面から強いストロボで撮られてたものには光が入る。
で、写真は一瞬を記録するものだが、「テレビ」に写る顔は、時間の流れがそこにあるのだが、彼女の目は死んでいるように見える。
情緒不安定とか、何か嘘をついたり、自分に自信が持てない場合、人は下向きになり、正面の相手の顔をあまり見ない。
 
    
    
それが、何かに憑かれたように見えると私は感じる。
 
 
    
    
一方安倍首相の写真も検索すれば、逆に十中八九、瞳にキャッチライトが入っている。
彼の瞳もあまり軽いほうではないにもかかわらず、自信を持てば人はおのずと正面を向く。
 
それが瞳にキャッチライトを入れているように感じる。
 
私の好きな言葉に、リンカーンの「男は四十を過ぎると顔に責任がある」という言葉があるが、これは男に限らず女も同じ。
持って生まれた美貌は、いずれ衰え、それに代わってなかみが顔に出る。
 
 
もう一人、ミャンマーのアウンサン・スーチー、彼女を検索すれば、彼女が若いころに亡くなった亭主に寄り添うモノクロ写真が出てくる。
あの大きな瞳・・・
とても美人なのだが、彼女の顔は今でも人々をひきつける。
それは凛として前を見つめる姿には、目に力があり、歳を取ってなおその瞳は輝き続ける。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
 

けいはんなビジネスメッセ

今年で8回目を迎えるらしい「けいはんなビジネスメッセ」 が、7/19日にけいはんなプラザで開かれる。

    

けいはんなへ事務所を移して5年目を迎えるが、枚方に居るときから毎年参加してきた。

けいはんなは、つくばの問題点を見直して、同じ設計者が設計した「学術研究都市」であるが、つくばとの大きな違いとして、「関西文化学術研究都市」と呼ばれるように、「文化」という言葉が付く。

けいはんなとは「京阪奈」のことであり、文字通り、3つの行政区の交わる部分にあり、京都府下となっている。

でも、京都市内に行くより、奈良へ行くほうが近い場所にあり、交通の便は非常に悪い。

それが原因で、未だに周りに空き地が多い。

    

話をビジネスメッセに戻すが、7年前だったか、最初に参加したとき、周りの展示物は、まさに最先端のものばかり・・・

うちの参加は場違いだと感じたが、当時の関係者は「いや、ここは文化学術都市だから・・・・」と言われ、安心し毎年出展してきた。

そして、毎年プレゼンをさせてもらっているのだが、最初の年はプレゼン会場も、ちゃんとしたホールだったのだが、次の年から会場は展示会場の横の通路に、パイプいすを数十脚並べた簡易な場所となった。

    

落ち着いて聞いている客も少なく、常に座席は入れ替わる。

つまり、プレゼン者の関係者がほとんどで、ちゃんと聴いている人は10人といない状態。

さらに会場を囲むように立っている人は、ほとんどがけいはんなの関係者。

だから、はっきり言って、プレゼンの効果はほとんどない。

    

それでもけいはんなに事務所を構えているし、参加費は無料だしと思い、どうせタダならと、毎年プレゼンをさせてもらってきたが、今年も申し込んであったが、事前にその内容の申請時に、「復元動画」を主に使うというと・・・・

    

プレゼンだから自分で喋れ・・・」と言われた。

与えられるのはたったの15分間だけ・・・

    

その間に多くのことをしゃべるより、「京都産業21」からの補助金で作った「PR動画」があり、その補助金は「展示会やYouTubeでの使用」という条件で降りたもの。

    

ちゃんと時間を有効に使ってPRするための動画が10分弱、その前後に自己紹介や質問を受け付ける。

実は去年もそのやり方だったが、今年はそれはダメだといわれ、さらに問題なのは、たった10人程度の人を相手にしたプレゼンに、わざわざ前日に予行演習をして、専門家の意見を聞くと言いだした・・・・

    

アドバイスを希望する人には有効でも、それを望まないものには「大きなお世話」でしかない。

ばかばかしくなって「やんぺ・・・・・」と言って、プレゼンを降りた。

    

    

当社の技術は、文化財にためには意味のあるものだが、他社とのコラボで製品を作るには適しない技術なので、本当のことを言うと、この手の中小企業の展示会に参加して、一度も仕事につながったためしがない。

    

そんなこともあり、来年はビジネスメッセそのものに参加しないつもりである。

(資)文化財復元センター  おおくま

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