以前に藤森神社のポスターの話で、電話をいただいた元ホテルマンの紹介で、昨夜京都市議員の今枝徳蔵議員とお会いした。
議員といえば、以前にいわきノブ子元衆議院議員と何度もお会いし、文化庁まで紹介されたことがあるが、あいにく仕事には結びつかなかったことがある。
今回、その元ホテルマンが行きつけの居酒屋で知り合った方らしく、元ホテルマンとは当日ホテルオークラのロビーで待ち合わせたが、私が時間前に来ることをご存じで、待ち合わせの30分ほど前にロビーで遭遇。
聞くところによると、今枝議員は議員らしからぬ温厚な人とのこと。
そうは聞いても、なかなかイメージできなかったが、実際にお会いすると、確かににこやかで穏やかな人だった。
今枝議員は、関西大学の相撲部のご出身で、たしか75歳と言われていたようだが、背が高くて、背筋の伸びた立派な方なのだが、やはり議員特有の押しの強さもなく、笑顔で呑みながら話されている雰囲気も、まさに温厚な方であると感じた。
で、その元ホテルマンもひげをはやされ、今枝議員もはやされ、僕もひげ面なので、「愛髭会」というのを作ろうと、元ホテルマンが計画中で、今枝議員が会長で、私ともう一人、ご存知の方もおられると思うが、外人観光客相手にちょんまげ姿で居合抜きを披露したりしている観光ガイドの「ジョー岡田」さんが、副会長に名前が挙げられていた。
左手前が元ホテルマン 左奥が今枝議員 |
先日、元ホテルマンが今枝議員を会長に、ジョー岡田さんと私がどういうわけか、副会長にまつりあげられ、「愛髭会」と言うモノを結成し、それを藤森神社の当社のポスターを展示されているスペースに、宮司の許可をもらい、貼りだしたらしい。
そうすると早速入会希望者が現れたり、福岡にも同じ名前の会があるとのネットで知ったらしい。
それが、どういうわけか「京都新聞」の耳に入ったらしく、事務局長の元ホテルマンに取材があったらしい・・・
それはよいのだが、私が自宅で夕食用の魚のフライを油で揚げていたら、いきなり携帯が鳴った。
火をゆるくして、携帯をとると、京都の市外局番であり、どうも京都新聞の記者らしい。
あわてて火を止めたのだが、事務局長に取材して、どういうわけか、私の名前も新聞に載せたいらしく、その確認のための電話であった。
私は京都新聞はおろか、新聞の類は取っていないので、出たら送ってもらうようにお願いしたが、過去の経験からすると、送ってくるのはずいぶん先になるのだが、多分京都新聞にその話が近々載るものと思われる。
京都市民の皆様、ありましたらお知らせください。
愛髭会・どういうわけか副会長 おおくま
今朝ある人から電話が入った。
ちょうど1年ほど前に、関東の「マルコー」という会社の社長から、銀行の計算書の文字の復元の依頼を受けた。
この件は依頼主より、復元見本として使う許可を得ている。
その計算書をめぐり、銀行と争っているという。
当社は「ノンカーボン紙」の消えた文字を復元する技術を有するのだが、過払い請求や契約書にかかわるトラブルで、裁判になっているケースで、その証拠のために依頼を受けるケースが多い。
このモリコーの社長からの依頼もどうもそうらしく、今朝電話があった内容は、融資の支払いの問題だろうが、1年間弁護士を通して話し合ってきたが、銀行がそれを認めようとしないということらしく、裁判を始めたが、銀行の提出してくる書類はコピーを切り貼りしているように思えて、たとえば使われているタイプライターの文字の形で、年代がわからないかとか、使われている紙の年代測定できないか?とか、いろいろと苦労されている様子。
当社は直に手がけていないので、科捜研などのOBの天下り先の会社を紹介した。
そこで、せっかく社長の許可を得ている復元なので、見本として使わせてもらうが
現状画像 |
現状画像を見れば、これがノンカーボン紙による計算書であることは確かなので、まず特殊光源を使った復元を試みた
特殊光源による復元 |
すると、現状画像で見えている青い文字の部分が、くっきりと読める。
ところが肝心な金額の部分が、どうもノンカーボンのコピーが残るような用紙になっておらず、その部分が全く読めない。
そこで斜光により調べてみると
ドットインパクトプリンターの痕跡 |
どうも昔のドットインパクトプリンターにより、金額は書き込まれていることがわかった。
そこで、その書類全体を斜光で調べると、いろいろとその痕跡を見ることができた。
ただその斜光の画像は影を見るわけなので、とても見にくいので、特殊光源で得られた情報と、斜光撮影で得られた情報をカラー画像に合成してみた。
復元された消えた文字 |
するとこんな結果なのだが、この元データーは1億6千万画素ほどある大きなものだが、ネット上にはアップできないので、いくつかの部分の拡大画像を御覧に入れると
こんな感じに当時のドットインパクトプリンターの痕跡が残っていた。
当社の復元記録は、民事裁判でも証拠として採用されることがある。
民事裁判は裁判官の主観がその結果を左右することが多く、裁判官がそれを証拠として認めるかが、大きな勝敗を決める要因となる。
(資)文化財復元センター おおくま
以前にばね指で病院へ行ったことを記したが、その当日に痛い注射を1本打った。
それがじわじわと効きだし、症状は和らいだ。
当日塗り薬ももらい、それで治る可能性があると聞いたが、その注射の効き目は逆に徐々に弱まり、また症状は出始めた。
ばね指で困るのは、仕事ではタブレットを使うとき、そして日常ではペンを持っても、痛くてまともに自分のサインもできない。
2週間後、再度注射を打ってもらうが、その効果も一時的なものだった。
ネットで調べると「手術」が最後の治療法とある。
医者もそれは念頭に置いていたが、こちらも当然その覚悟で病院へ行ったわけだが、手術のための事前検査がいろいろあった。
たかが日帰りの手術なのにと本人は思っているのに、医者は執拗に検査を繰り返し、そしてしつこいほど詳しく説明をする。
最近医療ミスで訴えられることが多いので、そこまでするのだろうが、さらにその後看護婦から電話があり、言い忘れたが、午後からの手術予定だが、朝ご飯は食べていいが、昼ごはんはダメとか、11時までは水は飲んでいいが、それ以後の水分補給はダメとか・・・・
たかが親指に局部麻酔を打って、30分ほどの手術で、傷口は2~3針縫うというのに、そこまで言うか??と呆れたのだが、手術は来週の火曜日の予定。
おおくま