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ばね指

「ばね指」とは、腱鞘炎の一つだという。

この復元の作業は、キーボードよりタブレットと呼ばれるデジタル画板とデジタル鉛筆を使うことが多い。

   
1つの復元で数か月を要する作業も多く、根気のいる仕事なのだが、慣れないうちはどうしてもそのデジタル鉛筆を持つ手に力が入る。

鉛筆を握りしめていると、やがて腱鞘炎にかかる。

何度となく軽い腱鞘炎は経験したが、今回のものはそれとは少し違った。

いゃ、それが進行した形が「ばね指」かもしれない。

   
ネットを検索してその病名が分かったのだが、どういうわけが中年の女性に多い症状らしい。

最初は、利き手の親指の付け根を押すと、痛みがあった。

そういえば、この痛みは以前から潜在的にあった痛みのようである。

大事を取り、湿布薬を貼り腱鞘炎用のサポーターまでつけた。

それでも一向にその親指の付け根の痛みは取れず、2週間ほど前から、親指を曲げると、ばね仕掛けの弾けたときのように、ガクッ!!という変な動きが出てきた。

最初はびっくりしたものの、痛みもなく、そのまま湿布を貼りサポーターをつけていたが、やがけ症状は悪化。

この症状は特に寝ている間に出るのだが、多分寝ている間に筋肉が緩むのかもしれない。

数日前から、症状は悪化し、親指を伸ばしている間は問題ないが、第一関節を曲げると強烈な痛みが走る。

ネットでどんな対策や治療法があるのか、散々調べた挙句、ステロイドの注射が効き目がありそうとわかり、仕事場の近くの大きな病院へ行った。

整形外科で、レントゲンを撮ったり、エコーで調べたり、検査の結果、医師も「注射はいやですか?」と聞かれ、「いえ、それをしてもらうために来ました」ということで、互いの考えの一致を見、無事というか、痛い注射を1本打ってもらい、ステロイドの塗り薬をもらって帰った。

  
痛みは少し和らいだが、治ったわけではなく2週間後に再度注射を打ち、それで治らなければ、今度は手術となるらしい・・・

専門家の意見
「数珠巡礼会」という60を超える関西の寺の集まりがあり、実は5/20日にその幹事会にてデジタル復元のプレゼンの機会を得た。
 
テレビの取材は何度となく経験はしているし、展示会などでのプレゼンも経験がある。
 
 
 
普段はテレビ取材などは、聞かれる内容が同じだし、出たとこ勝負で臨機応変に応える。
 
しかし、今回のプレゼンは相手が違い、有名寺院の関係者の方々。
 
 
ちょっと緊張するので、念入りにパワーポイントの原稿を作った。
 
 
文章も念入りに考えた。
でもそれを一人でリハーサルすると、どうしても原稿の棒読みとなる。
 
 
そこで、NHK並みに「専門家の意見」を聞いてみた。
ある専門家曰く
 
プレゼンって短い間に、いかにインパクトを持って相手に根幹を伝え
終わった後も印象に残らせ、ひとにそのことを話題にしてみたくなるようにするか、
が腕の見せ所。
 
内容がいかに充実していても「伝え方」で、眠くなったり、早く終わらないかなってなったり
印象に残らなかったり、普通に思えたり。
     
たった15分でも、つまらなければ、ひとは3分で飽きる動物。
我慢の限界がそのくらい。気の早い人は1分くらいで、判断する。
 
最初にインパクトのある結果を見せて、その後に現状を見せる。
そのコントラストで関心を引き、なんでこうなるかの解説をする。
 
●解説も、簡潔に、紙芝居のようにポイントをデフォルメして、場面場面をとんとんとん、とフラッシュしながら進ませる。
    
それから、なんで今これが必要か、を力説。ここがクライマックス。
ただ力説するだけじゃなく、こうしなかったら、どうなるか、との対比を織り込む。
他の技術との違いも、ここで。
 
●で、あとは聴き手の心の在り方に言及。
共感をいただく、つまり聴き手が主体でこの技術が必要』と思ってもらえるような声掛けをして、しめる。
 
と、言う、さすがはその道の専門家、実に的確なアドバイスをいただいた。
 
そこで私は「アンタは偉い!!」と返してしまった・・・・
 
だけど、それを素人が出来たら、アンタも私と一緒で、Proとして飯は食えんでぇ・・・
 
 
と、言う話は、横に置いておいて、確かにプレゼントはそうあるべきだとは私も思う。
 
だけど、そんなことを考えながら、用意した内容を言葉にするのは難しい・・・
 
で、再度原稿を作り直したわけだが、あとは当日いつものように「出たとこ勝負」で、思いついたことを話すしかないと、居直った。

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