今朝、当社のホームページのアクセス数などをチェックしてみた。
すると、面白いことがおきていた。
うちのホームページにリンクを張っているところが見えるのだが、いつも「修復家の集い」の中の「リクルート情報」http://shufuku.gr.jp/modules/xfsection/index.phpがアクセス数のトップで、これは文化財修復の仕事をなのだが、今回そこを大きく上回るアクセスを記録したのがhttp://q.hatena.ne.jp/1188816392の「はてな」で、その質問が「見た目に驚く【超最新鋭技術】を教えて下さい!!
※見た目に凄いものでお願いします。
※動画があれば尚良いです…」
だった。
思わず笑ってしまったが「見た目に凄い技術」の一つとして、回答者がうちのホームページを紹介してくれていた。
でもおかげで、そこからのアクセス数は100を超えていた。
ありがたいことだけど、じゃ他にはどんな技術が紹介されているのか?
やはりhttp://www51.tok2.com/home/xyzxyz/「赤外線盗撮」の紹介なのでした。
結局一般人からすれば「赤外線 = 透けて見える」という連想でしょうね?
確かにそこに張られている写真は刺激的ですが・・・
もう一つhttp://www.star.t.u-tokyo.ac.jp/projects/MEDIA/xv/oc-j.htmlが紹介されていて、こちらは確かに「凄い」と思ってしまう技術ですね。
以前からなんどか、風化した墓石の文字の読み取りについて、試行錯誤を繰り返してきた。
石に彫られて風化した文字は、なにか特別の波長の光で見えてくれると有難いのだが・・・
いくら調べても、そんな有難い方法は出てこないし、また需要はあるはずなのだが、これと言った解決策もでてこない。
以前に3D関係のソフトの開発会社に聞いたときは、「レーザー測量機」で凸凹を計測するのがいいのかも??と言われたことがある。
しかし、高価であることと、もう一つはどれだけ細かく測距ポイントを作ろうとも、図った場所しか解らないと言う事。
そんなことで、そのまま棚上げにしていたのだが、最近ホームページをみた石屋さんから問い合わせがあり、再度また方法を検討していた。
で、結論から言うと、以前もテストの途中で投げ出していたのだが「ステレオ写真」という、ちょっと懐かしい技術を応用出来そうである。
最近のデジタル技術は凄い。
凄いと言うより、ちょっと行き過ぎていると私は感じる。
ちょっと前はデジカメを構えると「顔」を認識して、それを綺麗に撮るための「露出」を与えると言う。
にゃるほど・・・
ずいぶん昔話になってしまったが、「バカチョンカメラ」という言葉が世間を賑わせていた。
しかし「差別用語だ!!」と決め付けるヒトが出ると、触らぬ神に祟りなしとばかり、世の中からその言葉が消えた。
まさに「言葉狩り」だと思うが、私は当時パソコン通信の写真フォーラムのサブシスをしていて、その騒動を何度も目にしたが、当時も今も、私は「バカでも、チョンとシャッターを押せば写るカメラ」だと理解している。
言葉は消えたが、その精神は脈々と受け継がれていたと見えて、「顔」をカメラが認識する?と、まるで魔法のようなことが実現したかと思うと、今度は「笑顔」を認識して、カメラがシャッターを切るという。
まさに至れり尽くせりの様だが・・・・ちょっと待てぇ??と言いたくなる。
これは本当に喜んでいいことだろうか?
大阪府の文化財担当者の一人に、「久米 雅雄」さんと言われる方が居られる。
久米氏は府の職員であると同時に、『文学博士』という肩書きを持っておられ、『落款』の研究者として有名な方で、著書もある。
その方が11/3(土)に、福岡で行われる「第一回 志賀島歴史シンポジウム」にパネリストとして参加される。
シンポジウムのタイトルは<金印、「漢委奴国王」の真実に迫る。>と題されていて、国宝となっているこの金印は、同島住民が江戸時代に発見したとされているが、どうも近年の調査でも確定的な証拠が得られないという。
私の住む大阪府には、「なにわの名工」という制度があるらしい。
以前にこのブログでも紹介したのだが、
私の事務所のある「枚方市立地域活性化支援センター」のインキュベートルームには、「企業支援」を北大阪商工会議所が担当しているのだが、その担当者から、「なにわの名工という制度があるので、推薦する」と言われて、あれから半年・・・