- 【嫌なものを見てしまった・・・】
- 2007年10月07日22:38
今日は夕方からステレオで音楽を聴いていた。
ただ、夕方からあのミャンマーで死亡したジャーナリストの写した映像を特集していたし、8時からの「風林火山」も気になるから、一応テレビだけは付けて、音を小さくしていた。で、9時からNHKで「激動中国」だったかなぁ?
そんなタイトルの番組をやっていて、今日はチベットに進出した中国人経営者を追いかけていたみたい・・・
「みたい・・」と言うのは、画面だけを見て音を聞きたくなかった。
ナカミが余りにも「えげつない」みたいで、字幕だけ見ていれば十分中身がわかってしまう。
つまり、チベットの仏像や小道具などを金にあかせて買いあさり、自分のホテルに飾り、観光客に売りつけると言う話だったと思う。
なんか見ていて「胸糞が悪く」なってきた。
終いに寺院で行われる「法要」を、ホテルの「みせもの」にしようとまでする。っ・たく・・・あれを見ていると、明らかに中国人はチベットを食い物にしているなぁ・・・
数年前に「チベット博物館」の職員がうちのスタジオに来て、「古いタンカ」の復元をしたいという話になった。
したいが・・金が無い・・
チベットは貧乏な国で、外国からの支援で成り立っているらしく、彼らも外国が「タダで復元」してくれるものだと思っている様子で、ちょっと疑問を感じたけど、今のチベットはそんな大事な「チベットの文化」を、中国人が札束で顔をはたきながら、観光客のための「みせもの」としか考えていないさまがありありと見えた。
結局そのホテルの経営者は、チベット文化の「精神的」な部分をないがしろにして、ナカミを空洞化して利用しているに過ぎないね?文化とは本来「精神的な営み」であり「金で買えない」もの。
それを金儲けの道具だとしか考えない中国人・・・なんか中国人の一番嫌な面を見せられたような気がする。
くまさん
コメント