先日、「海野宿」を撮りに行った。
過去には「馬籠宿」や「妻籠宿」へは何度も行っているが、海野宿はどちらかと言うより、江戸時代の旅籠と言うより、明治時代に入り、蚕で財を成した商人の屋敷町的な雰囲気だったが、この「大内宿」は逆に茅葺屋根の宿場町で古さを感じる。
ただ、前日まで「雪まつり」が開催されていたらしく、雪の灯篭が並んでいたのだが、さすがに朝一番に行くと、寒さが身に沁み、持参したAmazonで買ったばかりの撮影用の手袋が、思ったほど温かくなく、むしろ冷たさで思うようにカメラの操作ができない。
しかも、先日「地獄谷野猿公苑」の帰りの緩い下り坂で、2度も滑った。
大内宿も積もった雪が凍っており、帰り際に緩い坂道を下りながら撮影したが、登りより下りの方が滑りやすく、高いカメラと17ミリのシフトレンズをつけての「HRD」撮影のため、三脚で撮るため、歩くときに細心の注意をしながら、カニ歩きで半歩ずつこわごわ歩いたが、何とか滑らずに撮影を終えた。
(資)文化財復元センター おおくま
ここも5年前から何度も撮りに来ている。
http://fukugen.info/wordpress/blog/2018/01/21/%e6%b8%85%e9%87%8c%e3%83%bb%e5%bc%b7%e8%80%85%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e5%a4%a2%e3%81%ae%e3%81%82%e3%81%a8/
バブル時代の「強者どもの夢の跡」だが、5年前は駅前だというのにゴーストタウンそのもので、廃墟感が半端じゃなかったが、2~3年前から、立ち入り禁止の場所が増えたり、建物そのものの再塗装がされて、廃墟感も薄れ撮りごたえが無くなってきた。
このまままた栄えてくれればいいが、現在は見た目だけよくなっただけに中途半端で被写体としても魅力が無くなってきた。