ジュリア・ロバーツの最後なのだが、この映画も2010年の作品らしい・・・
既に40代前半である。
この小説もある作家の「自伝的小説」らしい・・・・
実話とは言わないわけだぁ・・・・
今回も主人公は作家だが、最初の結婚に破れ、引きずりながら、イタリア・インド・バリと旅を続ける。
その行先でそれなりに男の存在はあるのだが、最終的にバリ島で出会った男と結ばれる。
で、この話は「精神的旅路」と言うべきで、瞑想やインドのアシュラムに滞在し、「自分探し」や「自分を許す」事を試み、バリ島でも瞑想をしたり、どちらかというと娯楽映画というより、意味するものは深いから、単に見ているだけで面白い映画ではない。
1997年の作品らしい・・・・
彼女が30歳かなぁ・・・・
よくある話で、大学時代の彼氏なのだが、彼女はそのころ結婚を断ったが、その後も10年間一番親しい友達関係にある男が、いきなり結婚式に出てほしいと電話をかけてきた。
彼女はそれをきっかけとして、自分はその元彼をずっと好きだったことに気が付き、結婚式のぶち壊しを計画するが・・・・
元彼が結婚相手として選んだのは、まだ20歳の学生で、金持ちの娘だった。
その若い彼女役が「キャメロン・ディアス」なのだが、彼女の純真さに負けそうになりながらも、何度も破壊工作をする。
しかし、最後に自分が元彼にプロポーズするが、最終的に彼は20歳の娘を選び、破壊工作は失敗するが・・・・
実在の人物らしい・・・・
彼女は三人の子供を抱え失業中で、交通事故にあい、弁護士を立てて裁判をするのだが・・・
彼女の悪態が原因で負け、和解金がとれず、その弁護士の事務所に押し掛け採用される。
そこから物語が始まるが、弁護士から書類の整理を頼まれ、目を通した書類に不審点を見つける。
地元の工場の公害訴訟の原告団をまとめ、アメリカの和解金として最高額の3億3300万ドルを勝ち取ったらしい・・・
なんか、名前がいかついから、ジュリアロバーツが演じているが、実物は程遠い人だと思っていたが、Wikipediaで実在の人を見ると、本人もやはり美人コンテスト荒らしをしていただけあり、映画に負けないくらいの美人である。
ただ、この映画でも少し話が出てくるが、弁護士の取り分が、勝ち取った金額の40%らしい・・・
実は私も一度弁護士を立てたことがあるが、ちょっとこの金額には納得できなかった。
ジュリア・ロバーツの映画を久しぶりに見た・・・・
ちょっぴり心が温かくなったので、ついでに彼女の主演作を検索したら、あと4本あった。
どうも、αビデオは、作品の入れ替えをしているらしく、この作品ももうすぐ見れなくなるらしい・・・・
いい歳した爺さんが、バレンタィンなんてご無沙汰なのだが、この作品、そのバレンタィンデーの一日を、数組のカップルをオムニバス形式で描いたものである。
よくある話だが、自分が愛する人に、自分が愛されることは、なかなか難しい・・・・
この中の何組かは、そんな感じなのだが、この映画、結婚しておきながら、もう一人の女に離婚していると嘘を言い、二股をかけていた医者や、同棲していた女にプロポーズしたら、OKされたと有頂天になる男・・・・
でも、すぐにその相手は指輪を返し、出て行く。
医者にだまされた女と、プロポーズした女に去られた男は、長い友達関係なのだが、これを機会に本当に自分が求めていた人は??というエンディングや、他のカップルでも相手の嫌な面を見せられ、一度は気持ちが覚めるが、やがて「好きな相手は、好きな面だけではなく」「すべてを受け入れる」モノだと気が付く。
音楽映画を続けて5本ほど見て、次は絵描きの映画・・・・
元々、私は絵描きをめざし、そして次は写真を趣味と仕事とし、世の中には向き不向きがあるが、私は、他人相手に笑顔を振りまくのも、物を売るのも苦手だが、その分「モノ」と向き合い、いい「モノ」を創りだす、職人気質であり、芸術家と言う言葉は自分には使いたくないが、「クリエィター」だと思う。
そんな「自己表現」やモノを創りだす男が、先人の残した、いゃ創りだしたものを「復元」する仕事をしている。
復元とは、そこに作業者の「主観」を入れてはならない、あくまでも「先人の思い」を忠実に「再現」しなければならない仕事だが、しかし本来私は自分自身がモノを生み出すオトコ。
昔は他人の創ったものを復元などして、何が面白い??と、思っていたが、しかし実はこの仕事はとてもクリエィティブな仕事である。
何故か?
それは「復元する技術」そのものを、私は「編み出した」わけだから・・・・
とはいえ、仕事と生活に追われ、自分自身が「作品を創りだす」作業から遠ざかり、長い月日が流れた・・・・・
これらの音楽でも絵画でも、物を生み出す作業に対する「情熱」が、今回続けて観ることにより、ずいぶんと再燃した。