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現在の政治と「プラス・マイナス・ニュートラル」 そして「独立個人」

先ほど「日本会議」の裏にあるとても偏った思想について触れたのだが・・・

その本を読みながら、私の脳裏には「プラス・マイナス・ニュートラル」という言葉が浮かんだ。

それはエハン・デラヴィ氏の言葉で、ネットで「エハン塾」の動画の中に有った。

それについて私は2014年9月9日にブログに書いた。

その内容を再度読んでみたのだが・・・

まさに、今回の件にも当てはまると思うので、再度転載する。

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最近エハン塾の話が多いのだが、エハン・デラヴィ氏は、自らを「人類学者」と呼びながら、また「ジャーナリスト」だと言う。
 
彼はエハン塾の講義の初めに、「自分の立場」を説明するのに、三角形を書き、例えば左側に「プラス」と書いて、それを「マスメディアの報道」だと説明する。
つまり我々が普段耳や目にする「情報」はここから発せられるものを指す。
 
一方反対側の右側を「マイナス」として、それに対する反論だと言う。
 
つまり、われわれが普段マスコミから与えられる情報は、ずいぶんと与える側の利益になるものに限られ、それに反するものはけっして報道されることがないとはっきり言う。
 
それをたとえば「異常気象」と言う言葉を最近よく耳にするが、10年前にはそんな言葉はなかった。
 
当時は「地球温暖化」と言う言葉が使われ、そして「CO2削減」と言う言葉にすぐに結び付けられた。
 
それは「グリーンビジネス」と言う「利権」を持った人々が、必要以上に煽り不安を抱かせることが、報道の目的とされた。
 
しかし、当時から反論する学者が大勢いたが、彼らは研究費を削られ、マスコミからもシャットアウトされたとはっきり彼は指摘する。
 
ところが、地球温暖化の証拠とされるデーターは、実は短期間のデーターであったり、はっきりねつ造された物であったりして、現実は温暖化どころか「ミニ氷河期」に向かっていると言う。
 
 
 
そうなってくると、マスコミも「地球温暖化」と言う言葉がつかえなくなり、そこで「異常気象」と言う新しい言葉に置き換え、さらに不安を抱かせようとしていると彼は指摘する。
 
 
あるいは「ドラックビジネス」の利権や、「9.11」のテロも、実は自作自演であり、そこに大きな利権が絡んでいるとはっきり指摘する。
 
そんなことをはっきり発言するジャーナリストは、昔は大勢いたが、現在はマスコミ自体が抑え込むので、とても少なくなったと言う。
 
でも彼はその一人だろうと思う。
 
 
そして、右側の「マイナス」は、それらのマスメディアの報道と反対側の発言を指すのだが、最近Facebookなどで、マスコミやあるいは中国・韓国がいかに自分の都合のいい情報を流しているか?
を、ネットを通じて知ることができるのだが・・・・
 
 
しかし、そこにはその情報を流す側の「エゴ」が全く入っていないのか?という事を考えた場合、いささかなりとも疑問が残る。
 
そこで彼の立場だが、みんなにその右でも左でもない「ニュートラル」と言う立場で、「独立個人」として「判断してほしいと」言う。
 
私も若いころから一般常識にとらわれない「独自の価値観」をもって、物事を判断してきた。
 
彼はジャーナリストとして、正しい情報を流すよう努めているらしい・・・
それでも、受け取る側は「ニュートラル」と言う価値観でそれを判断してほしいと言っている。
 
これは釈迦の教えにも通じる「中庸」という事にも通じるのではと思う。
 
我々はその立場を貫くためにも、もっと多くのことを学ぶ必要があると私は思う。
 
 
つまり、何も「自分の頭で考えない」、「自分の価値観で判断しない」、世の中の大半の人は、一部の人に「操られている」のだが、それすら「自覚」できない状態なのである。
 
彼は現代人は忙しくて、そんな時間がないと言うのだが、それは単に「怠慢」なだけで、要らないものを切り捨てれば、いくらでも時間は作れるという。
 
エハン塾の彼の講義は80分と長いが、一日1本だけ見ても、ずいぶんと学べると思う。
 
自分の「意識改革」こそ、我々は時間を割くべきではないかと思う。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
「日本会議の研究」菅野 完・著

何度も書くことなのだが、私はほとんど本を読まなかった。

それは若い頃から「自問自答」すると、その答えが突然閃いたり、また気が付いたら自分の中に有った。

それらは結局のところ「潜在意識」から返されたものだと思うが、その結果、「知識」より「思考」が大事なことに気が付き、それ以後あまり本を読まなかったのだが、数年前から一気に「精神世界」の本を読みだした。

その結果、得られたものも大きいのだが、しかし正直言って「政治」には興味が無かった。

何故なら、今の政治家、結局誰が政治にかかわったとしても、最後は「金まぎれ」になり堕落する。

世の中を政治で変えることは無理だと思っていたのだが・・・

最近アメリカの大統領選挙の候補者に「サンダース」なる人がいて、彼の演説を聞いて、とても感動した。

と、いうか・・・

アメリカにもこんなまともなことを唱える政治家がいるんだぁ・・・

と、感心し、彼の演説を何本か聞いたり、経歴を見てみると、ちゃんと彼は自分の言ったことを実現してきた。

ひょっとすると・・・

こういう人が大統領になれば、いまの「金融・経済」を牛耳る闇の勢力に立ち向かえるのでは??

そう思い、彼の応援と、そして現在の日本の政治の世界もひょっとすると・・・

変えられるのでは??

と、思い、がぜん「自分の意見」をはっきりと表に出し始めた。

そんな矢先、facebookでこの本が話題となっており、「品切れ」だったが、近々再版されると言う情報があり、Amazonに予約した。

それから1週間ほどで手元に届いた。

それまでにAmazonのレビューや、ネット上の著者のインタビュー記事などを見ており、大方の内容は把握できていたのだが・・・

昨日の午後から今までに読み終えたのだが・・・

この「日本会議」と呼ばれる組織が、完全にある宗教団体の教祖の考えを、そのまま受け継ぎ、逆にその教団はその教祖の開祖意義から方向転換したのに、その日本会議を操る人々は、その教団を離れ、何やら50年近くの間、いくつかの組織が結束をしながら「民主的」にデモや嘆願書や街頭演説や勉強会を繰り返し、いかにも「草の根」の「市民活動」のように見せながら、今日まで勢力を温存し、そして安倍総理のブレーンとして、彼を動かし、改憲させようとしているか?

しかしながらそのナカミは決して「民主主義」ではなく、「天皇崇拝」であり、はっきりと彼らの根源は「明治憲法の復元」にあると言う。

とても偏った考えとしか思えないし、これが実現すれば間違いなく「天皇」を担ぎ上げながら、実権は自分たちが握る。

まちがいなく戦前の「軍部」と同じことをして、戦争に進むことは間違いないと私は思う。

最近、慰安婦問題や戦争責任の問題で、以前と正反対の話がネットにあふれている。

それを見ていると、彼らの言っていることがいかにも正しいと思ってしまうが・・・

実はすべて日本会議が裏で暗躍していることに気が付く。

他人の話しは決して鵜呑みにしない事。

情報には必ず「意図」が隠されている。

それを見抜くには、「自分の判断基準」を確かなものにし、プラス・マイナス・ニュートラル・・・・

つまり、どちらにも偏らない、釈迦が唱える「中庸」のこころが大事だと思う。

(資)文化財復元センター おおくま

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邦画 「金環食」・NETFLIX

1975年の東宝の作品らしい・・

もう40年も昔の映画で、日本映画界の重鎮と言われる役者がほとんど顔穂合わせていた。

話はダム建設に絡む汚職の話だが、どうも実際に起きた事件を元に書かれているらしい・・

宇野重吉が、いかにも下品な金貸しを演じていたり、三国廉太郎がガサツな国会議員を演じていたり、また若かりし仲代達也が冷徹な官房長官を演じていて、それぞれに役柄になり切り、政治の世界の裏側がいかに金紛れか・・・

映画の始まりの部分に

まわりは金色の栄光に輝いて見えるが

中の方は真っ黒に腐っている

と、出て・・・

それから大きく「金環食 きんかんしょく」と表示され、ストーリーが始まる。

見ていてどんどん引き込まれ、政治の世界がいかに汚いか、腹が立ちながら最後まで見終えた。

一人の金貸しが、政界の裏を嗅ぎ付け、ゆさぶりをかけるが・・・

最後は仲代達也の方が、勝利し、話は終わる。

関係者の秘書官や政治新聞の社長が殺され、真実は闇へと葬られる。

40年前と今の政治の中心部も何も変わっておらず、私欲のために、国民の血税を貪り食う。

いくら「日本会議」が、大義名分を掲げても、実行に移す政界がこんな状態では、とても「神の国」の実現は程遠いと私は思う。

(資)文化財復元センター おおくま

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「柳川」の観光ビデオ・・・

私の生まれたのは、福岡の甘木なのだが・・・

子供のころに大阪に越してきた。

それ以後、50年・・・・

生まれた地に足を踏み入れたことが無かった。

しかし数年前に、やっと生家の跡地を見つけた。

大阪に越してから、家族の話の中に時々「柳川」と言う地名が出てきた。

どうも親戚が居るらしいのだが、若い頃はそんな話に興味が無かった。

 

さて、昨日facebookで面白い動画に出会った。

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最初は「オイオイ・・・」とか「アノナァ・・・」とか、呆れた顔で見ていたし、柳川が水郷地帯であることは知っていたが、観光地としてそこまで有名だとは思わなかった。

しかし、三人の少女の現実離れした雰囲気に圧倒され、リンクを貼った。

でも翌日もう一度見てみると・・・・

かなりイケてることに気が付いた。

以前に「九州新幹線」の特別CMが話題となった。

沿線住民が参加したもので、見ていても感動するものだったが、今回の柳川のビデオも凄い・・・

ノリノリの音楽と振付・・・

馬鹿馬鹿しいほど、バカらしい・・・・

で、たぶんCMコンテストでグランプリでも取ったのかな?と思い検索したら、このビデオ、今年のバージョンらしく、それ以外に「柳川物語」「柳川物語・二」が出てきた。

YouTube Preview Image

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こちらは今年のものとは逆の路線を行っている様で、それはそれでなかなか味わいがあるし、地元の素人をうまく使い、独特の味を出している。

特に船頭のおじいさんは、素人丸出しのセリフの棒読みだが・・・

それが逆に暖かさを感じ、さげもんを作るおばあちゃんたちも含め、独特の「情」のある風景を創りだしている。

PS

どうもこの「柳川物語」は去年の「第四回観光映像大賞」のグランプリを逃したらしく、今年の「さげもんガールズ」はグランプリを取ろうと張り切って創られたものだろう・・・

(資)文化財復元センター 大隈 剛由

「林田民子」の話は、実話か??

昨日、facebookで「林田民子」と言う女性が、トルーマン大統領を投げ飛ばしたと言う、痛快な話が有り、私もシェアさせてもらった。

内容的には
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熊本県に林田民子という女性がいました。


明治37年生まれの民子は25歳の時に、ピクチャーブライド(アメリカに移民した男性と写真だけでの結婚)でアメリカに渡ります。


渡米の船の中で、講道館柔道から派遣された太田節三と出会い、渡航中と渡米後に柔道を習います。



当時は排日運動の激しかったアメリカで日米友好のため必死に働きますが、世界情勢は徐々に日本を開戦に追い込んでいきます。


太田節三と林田民子等は世界平和基金財団をつくり、敗色濃厚になった故国日本の今後のために、アメリカ政府に一生懸命働きかけます。


やがて、日本はポツダム宣言を受諾して無条件降伏をします。


その年の9月2日、ホワイトハウスに招待された林田民子はトルーマン大統領に小さな声で語りかけます。…



「大統領閣下、何故広島と長崎に原爆を投下されたのですか?」


「20万人を超える若いアメリカ兵の命を救うためです。」


「日本は既に無条件降伏を決めていました。何故、20万人ものアメリカ兵が死ぬのでしょうか?」


「抗戦派の抵抗も考えられ、これ以上戦争を長引かせては、若いアメリカ兵の命が危ないと判断したからです。」


「大統領閣下、貴方は嘘を言われています。マリアナにある戦略爆撃司令部は、ポツダム宣言に対する返事があるまでは原爆の投下はあり得ないと明言していました。」


「それは若いアメリカ兵20万人の命を・・・」


「大統領、貴方は日本が無条件降伏することを既に知っていた。それなのに、何故、原爆投下を命じたのですか?ヤルタ協定で日本に侵攻することになっていたスターリンへの警告のためだったのでしょう。」


「そんなことはない。すべてアメリカ兵20万人の命を守るためだ。」


「大 統領、貴方には日本人の命などどうでもよかったのです。原爆投下によって20万人以上の人間が死傷することは、初めからわかっていたのです。貴方が虫けら 同然と思っている日本人が20万人死んでも、貴方にはどうということはなかったのです。あなたは人体実験をしたかっただけなのです。スターリンに、アメリ カに逆らうとこの原爆がモスクワに落ちるぞと警告をしたかった。
ただそれだけのために20万人以上の日本人を犠牲にしたのです。20万人のアメリカ兵の命を守るためなんかではない!
大統領、貴方は今世紀最大の悪魔です!」



民子は大統領の胸ぐらに手を伸ばすやいなや、綺麗な背負い投げで投げ飛ばした。


叫びとともに音楽が止んだ。



慌てて民子を取り押さえようとしたスティムソン陸軍長官も一本背負い で宙を舞った。


全員が立ちすくんだ。



突然「バン!」と乾いた音がして、民子の胸が赤く染まった。



民子は胸に手をやり、音のした方向に視線を向けながら崩れるように床に倒れた。


林田民子は一命をとり止め、太田節三とともに収監された。


日 本人ではあったが、林田民子はサザンパシフィック鉄道の役員であったこともあり、アメリカ独立戦争当時の功労者であるバニング家とのつながりもあり、世界 平和基金財団の代表理事でもあることから、強制収容所送りを免れ、OSS(米国戦略事務局)の研究員として終戦後の処理方法の研究に携わった。

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実に芯の強い大和撫子の鏡のような人だと思い、この「林田民子」の事をもっと知りたい・・・
そう思い、ネットで検索した。
いくつも出てくるが、その内容はほとんど同じものばかり・・・
その出所は前田秀峯著「夢の中に生きた男たちらしい・・・
それ以上の情報はほとんどない。

ただ、調べていくうちに、少し情報が得られたのだが、一つは大叔父・太田節三の慕情
と、言うサイトがあった。
ブログの主は戦前にアメリカに渡った柔道家の身内の人らしい

彼はアメリカの大富豪と結婚し、戦時中も収容所送りを免れ、日本の戦後処理にも携わった人らしいが、このブログの主は
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「1929年 25歳でアメリカへ渡った林田民子さん。
とてもきれいな方ですが、
花嫁写真・・・アメリカの男性が日本から花嫁さんを捜すため、
自分の写真を日本に送り、応募した女性が当時たくさんいました。
林田民子さんはその中の一人で生まれは、
熊本県。
生涯アメリカで暮らしたといわれております。
どなたかご存知でしょうか?
夢の中に生きた男たち著者 前田秀峯さん
著書の中では林田民子の名前で登場し、
1945年 アメリカが日本に原爆の投下を決断したトルーマン大統領を、
投げ飛ばしたと書かれております。
その女性に触れてみたくなりました」。

Mr.Toyoguchiは、太田節三氏甥子さん。なので、
ルーシー・バンニング(バニング)さんはMr.Toyoguchiの「義理の叔母」。
ルーシーさんに関する米国記事は数年前に彼女がモデルとなったノベルズが
発売でかなり増えている。
それでもそれらの記事は2004年の
某ページ(日本人の原文がもとになっている、と書かれている)
からの記述がほとんど。
日本人格闘家の先駆者・太田節三氏はルーシーさんの
「一目惚れ」以降、米国マスコミの嵐に吹かれていた。
米国ページで太田節三氏関連の記事がほとんど出てこないのは、
「米国人と外国人の恋愛を良く思わない傾向」が米国に現在もあるからだろう。
Ad Santel アド・サンテル氏との対戦記事も出てこないのだ

一昨年の夏、「林田民子エピソード」が日本中のTwitterで大ブーム。
そのエピソードでは、太田節三氏と林田民子女史がホワイトハウスへ
招かれたことになっている。
太田節三氏が著名な方であっても、政界関係者ではない日本人を
ホワイトハウスに招くだろうか。
その林田民子女史に柔道を教えたのが太田節三氏で、
林田女史は太田氏の秘書だったという。
「夢の中に生きた男たち」、夢が感じられる著書名だけども。

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{toyo0181}
上記ブラウンカラーは私が書いた記事の抜粋を読者が自分のブログに、
英語と日本語で転記したもので間違い無く、
英語版も読まさせていただきました。
又、記事の一部への返信は幾度か書かせていただきました。

林田民子さんの記事は2日前に書きました。
林田さんのことは私は否定するために、知りたくなったのでは無く、
ただ「夢の中に生きた男たち」の中では林田さんと節三が、
ありえない想定で描かれ、読者を喜ばせ、ブログでは相当話題になった、
著者が知る林田さんはどんな方か、他意なく知っておきたい願いだけだったのです。

残念ながら、太田と林田さんの接点がないのです。
節三は秘書を傍らにする仕事ではなかったと・・・。

私が今缶詰状態になっている、1930年前後アメリカと日本の時代背景、
それは、食べ物・交通手段・着物・建造物・貧民街と、富裕層の生活・人物像・・・等
能力以上の資料の収集とまとめに鉢巻をしているわけですが・・・
これこそ、帰国後の節三の足跡を知る手掛かりと思っております。
この調べで「夢の中に生きた男たち」の著書を云々するつもりは
毛頭なく、帰国後節三を取り巻く、政界等その苦悩に身を焦がした心情を
つい・・・。

————————————————————–
と、書かれている。

一方「肥後の猛婦 武者んよか 林田民子
と、言うサイトがあった。
その中に
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3年前、九州熊本の友人から肥後の猛婦「林田民子」の話を聞いた。林田民子といっても歌手の水前寺清子さんの本名ではない。 彼女について書かれた本をずうっと捜していたが、見つからずにいた。先日、その本について書いた友人の2年前の記事を覗いてみて驚いた。著者からのコメン トが入っていたのだ。早速連絡を取り、さきほど著者から本を譲っていただけることになった。著者は日本にいる事はあまりなく、本当に偶然の出会いに感謝し たい。
 友人は移動中なので連絡が取れないが、事後承諾をもらうことにして、彼の記事を転載しよう。
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として、例の内容が転載されている。

で、面白いことにその記事に対して、その本を書いた著者がコメントを返してきたと言う。
そして、その本を著者が送ってくれたらしい・・・

それで終わったわけではなく、夢の中に生きた男たち
には、そのブログの主はその著者と会ったらしい。
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実は、飛行機の最終便搭乗までの約2時間、このことを書いた「夢の中に生きた男たち」の著者前田秀峯氏と面談していた。林田民子のことはもちろんのこと、 彼女に柔道を教えた講道館の太田節三のことについても伺うことができた。著者の前田氏は長崎県島原市生まれで71歳になる。1979年渡米し1994年に はアメリカンシルバーウッド社の会長に就任。阪神大震災のときは、建設省の要請でアメリカの建設業界を代表して、約100人のボランティアとともに復旧に 協力している。
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と、書かれていて、詳細はそちらを見ていただければわかるが、その中に
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林田民子はトルーマン大統領とスティムソン陸軍長官を一本背負いで投げ飛ばしたあと銃で撃たれたが、一命をとり止め、太田節三とともに収監されたという。


民子は日本に戻ることなくアメリカで生涯を閉じたが、太田節三は日米を行き来し、戦後の日本復興のために尽力した。田中角栄氏ら多くの政治家も彼のお世話になったようだ。


今や90歳を越えているであろう女性から林田民子は、あのユル・ブリンナー主演の「王様と私」に出演しているかもしれないと聞いたが、まだ確認していないそうだ。彼女が映像を見ればどれが民子なのかわかるはずだと言うのだ。

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と、言う情報があるが、このサイトには民子の話が実話なのか?著者に会って話を聞いたはずだが、そのあたりの記述が無い。

で、あるサイトで、この話は著者がその時近くにいた人から聞いた話だと言う書き込みがあったが、そのサイト、再度探しても出てこなかった。

で、この話を作り話だと言う人が多いが・・・・

しかし、先ほどの著者に会った人の話では、この著者はアメリカ在住で、かなりの財力があり、
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ロサンゼルス大地震の後、日本のお役人が講演し、日本の建設技術の自慢話を聞かされたアメリカの関係者は、阪神大震 災の被害が同じ震度にもかかわらずロサンゼルス以上のものであったことにあきれたそうだ。各国が救援隊を送ってきている中、アメリカがまったく動こうとし なかったわけはそこにあったそうだ。(地震の強さはロスの10倍だったと後でわかった)

前田氏がアメリカの建設業界を代表して救援活動に参加したのは、建設省から「お前がアメリカ国旗を携えて救援に来い」との要請を受け、それに応えたものだった。

 

当時は村山富市社会党党首が総理大臣だったときで、軍用機での資材輸送はできず、JALを借り切っての支援だった。JALからきた1億8千万円の請求は自社で負担したそうだ。そんな氏であるから本の売れ行きなどまったく無頓着なのもうなずけるというものだ。

 

林田民子や太田節三も凄いがこの前田秀峯氏もこの二人に勝るとも劣らない豪傑だった。
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と、書かれているのだが、そんな男が果たして本を売らんがために、どこかの慰安婦問題や南京大虐殺をでっち上げた男みたいなことをするだろうか?確かに、民子とトルーマンとの言葉のやり取りは、そこまで近くにいた人が詳細に覚えているとは思えないので、いささか脚色されているものだとしても・・・
たぶん林田民子と言う大和撫子が、トルーマンを投げ飛ばしたと言う話は「実話」ではないかと、私は信じる。

(資)文化財復元センター  おおくま

 

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