2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ブログメニュー

けいはんなビジネスメッセ

今年で8回目を迎えるらしい「けいはんなビジネスメッセ」 が、7/19日にけいはんなプラザで開かれる。

    

けいはんなへ事務所を移して5年目を迎えるが、枚方に居るときから毎年参加してきた。

けいはんなは、つくばの問題点を見直して、同じ設計者が設計した「学術研究都市」であるが、つくばとの大きな違いとして、「関西文化学術研究都市」と呼ばれるように、「文化」という言葉が付く。

けいはんなとは「京阪奈」のことであり、文字通り、3つの行政区の交わる部分にあり、京都府下となっている。

でも、京都市内に行くより、奈良へ行くほうが近い場所にあり、交通の便は非常に悪い。

それが原因で、未だに周りに空き地が多い。

    

話をビジネスメッセに戻すが、7年前だったか、最初に参加したとき、周りの展示物は、まさに最先端のものばかり・・・

うちの参加は場違いだと感じたが、当時の関係者は「いや、ここは文化学術都市だから・・・・」と言われ、安心し毎年出展してきた。

そして、毎年プレゼンをさせてもらっているのだが、最初の年はプレゼン会場も、ちゃんとしたホールだったのだが、次の年から会場は展示会場の横の通路に、パイプいすを数十脚並べた簡易な場所となった。

    

落ち着いて聞いている客も少なく、常に座席は入れ替わる。

つまり、プレゼン者の関係者がほとんどで、ちゃんと聴いている人は10人といない状態。

さらに会場を囲むように立っている人は、ほとんどがけいはんなの関係者。

だから、はっきり言って、プレゼンの効果はほとんどない。

    

それでもけいはんなに事務所を構えているし、参加費は無料だしと思い、どうせタダならと、毎年プレゼンをさせてもらってきたが、今年も申し込んであったが、事前にその内容の申請時に、「復元動画」を主に使うというと・・・・

    

プレゼンだから自分で喋れ・・・」と言われた。

与えられるのはたったの15分間だけ・・・

    

その間に多くのことをしゃべるより、「京都産業21」からの補助金で作った「PR動画」があり、その補助金は「展示会やYouTubeでの使用」という条件で降りたもの。

    

ちゃんと時間を有効に使ってPRするための動画が10分弱、その前後に自己紹介や質問を受け付ける。

実は去年もそのやり方だったが、今年はそれはダメだといわれ、さらに問題なのは、たった10人程度の人を相手にしたプレゼンに、わざわざ前日に予行演習をして、専門家の意見を聞くと言いだした・・・・

    

アドバイスを希望する人には有効でも、それを望まないものには「大きなお世話」でしかない。

ばかばかしくなって「やんぺ・・・・・」と言って、プレゼンを降りた。

    

    

当社の技術は、文化財にためには意味のあるものだが、他社とのコラボで製品を作るには適しない技術なので、本当のことを言うと、この手の中小企業の展示会に参加して、一度も仕事につながったためしがない。

    

そんなこともあり、来年はビジネスメッセそのものに参加しないつもりである。

(資)文化財復元センター  おおくま

数珠巡礼・総会

以前にも何度かお話したが、関西の宗派を超えた、60を超える寺院の集まりである数珠巡礼の会の総会が、6/25日に行われた。

京都府の職員のご紹介で、事務局をされているアイコムさんのはからいで、その総会でのプレゼンが実現した。

    

数珠巡礼
 

 これに先立ち5月に、幹事会にて事前にプレゼンを行ったのだが、パワーポイントとプロジェクターを準備したのだが、スタートに手間取った。

その時、助っ人を頼んでいたナレーターが、うまく時間を繋いでくれたので助かった。

    

   

今回も大事なプレゼンであり、失敗が許されないので、事前に機材のチェックや忘れ物がないかを確認し、車に積み込んだのだが・・・

    

会場でセッティングを済ませ、うまく動作することは確かめたが、何分総会の終わりに時間をいただいた関係で、スクリーンのセットやプロジェクターの電源を入れる必要があり、すぐには始められない。

    

その時、さすがはナレーションや司会のProだけあって、助っ人に頼んだ池内さんは何の打ち合わせもしないのに、その間の沈黙の時間を違和感なくうまく繋いでくれた。

    

彼女は復元動画のナレーションを担当している。

    

幹事会では私も慌てたし、何分テレビ取材慣れてはいるが、こういう場でのプレゼンの経験が浅く、少し上がってしまったが、今回はセッティングもスムーズに進み、そして間をうまく繋いでもらったおかげで、結構平常心でプレゼンを終えた。

  

    

 当日の参加寺院の方からの質問もなく、反応は薄かったが、しかし30を超える寺院に、この場を借りて「デジタル復元」を知ってもらえたことは、将来間違いなくプラスになるものと確信をした。

(資)文化財復元センター  おおくま

アメリカの財団・ちょっとだけいい話

先週、顧問を通じてアメリカの財団に、この仕事への理解と支援のメールを出した。

その返事がすでにいくつか返っているが、結果としては理解はしてもらったが、支援には結びつかなかった。
  
ところが今朝起きてみると、また1通のメールが返っていた。
   
英語が苦手なので、機械翻訳ソフトで訳すと・・・・

どうもその財団は、仏教関係の支援をしている財団らしく、うちの仕事に興味を示し、上限が5000ドルだが「特別交付金」の申請するように勧めてくれ、その書類を委員会に転送するという。
    
審査会は年2回で、次は7月だという。
それまでに書類と資料を提出するよう促してくれている様子。

    
後の作業は顧問のところの担当者と、打ち合わせをしながら進めるが、しかしながらやはり海外でもこの仕事はちゃんと評価いただいた証拠として、何よりの朗報である。
    
ドル建ての支払いなので、最近の円安はとてもありがたい。

アベノミクス、ばんざーーーーーい!!

アメリカの財団・その後1

昨日うちの顧問からアメリカの財団にメールを入れてもらった。

   
以前にうちのスタッフがリストアップしたものが、200あまりあり、昨日すべてにメールを送ると連絡をもらっていた。
児童返信メールも何通かもらっていたが、その後ちゃんと読んでもらったらしく、「助成先の対象が違う」というメールや、その財団のホームページから手続きをしてくれとへんしんされた。

しかし、思ったよりちゃんと汪でもらっていることに、感謝!!

(資)文化財復元センター  おおくま

アメリカの財団への働きかけ

うちには、無報酬にもかかわらず「顧問」を引き受けていただいている専門家が二人いる。

一人は、中堅の文化財関係の仕事をされている会社の、もと役人の方。

     

    

その方は主に営業関係をお願いしているが、もう一人「知財」関係の顧問を引き受けていただいている専門家の方がいて、彼の提案で、アメリカの財団にこの仕事への理解と寄付のお願いをすることになった。

    
本来、日本の文化財を後世に伝える仕事であり、日本国内に多くの残さなければならない文化遺産があるにもかかわらず、なかなかこの仕事への理解を得られない現実がある。

    
    
一方海外のほうが、「日本文化」に理解を示す人が大勢いる様子ですし、また特にアメリカは寄付社会と言われます。

アメリカ国内だけにとどまらず、いろんな活動に寄付を惜しまない財団もある様子。

    
    
ずいぶん以前ですが、ある仏具屋さんの奥さんからも、「日本国内より海外で認められる可能性がある」と言われたこともあり、私も機会あるたびに海外へPRしてきたのですが、生憎私は語学が苦手で日本語しか話せない。

    
中国語のホームページも作ってあるが、生憎中国人のあの性格ゆえ、まだ仕事に結びつかない。

    
    
そこで、知財の顧問が私の代理人となり、アメリカの財団にメールを入れ始めてくれた。

   
わたしはできれば、直接パンフレットや先日のB1サイズのポスターでも送ったうえで、そんなお願いをしないと相手にされないと思った。

しかし、百を超える財団にそれぞれ送るとなると、かなりの出費となる。

そこでまず、メールを出してみることになったのだが・・・

    
    
わたしは迷惑メールとして振り分けられると、あまり期待していなかったが、しかしどうも受け取った財団のいくつかは「自動応答メール」を返してきていて、その内容は、確かに受け取り検討し返答しますというようなものなので、少なくても迷惑メールとしてはじかれたわけではないことがわかり、一安心した。

以下その文面です。

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

Dear Sirs and Madams,

I, Oukuma , am a president of Bunkazai Fukugen Center.
I and our company have been engaged in the digital restoration for the
cultural properties for more than ten years. Please look over our works,
these URLs.
http://fukugen.info/wordpress/example/
https://www.youtube.com/user/kumaraion2002

There are 10350 designated National Cultural properties( include 864
National treasures), 50250 designated Local government Cultural
properties, and fork intangible cultural properties (207 Nationals, 5360
Local governments) in Japan. And there are a lot of cultural assets
that are not designated yet and are not discovered of their value.
We restore these cultural properties, fine art crafts, paints, documents
and books.
We need your help. Your valued donation will save and protect cultural
properties.

I believe that the “culture” is made of the mental activities of people,
and that the “cultural properties” makes a record of the mental
activities of people. Because of our achievement to the cultural
properties, we received “Naniwa no Meiko (Master craftsman of Naniwa)”
award of Osaka prefecture and “Gendai no Meiko (Contemporary Master
craftsman)” award of Kyoto prefecture.
I believe that your help will also lead to save and to protect your
predecessors heart and thought and will enhance your corporate image
with clients and staff.

We are also happy to a consultation of the digital restoration for
cultural properties.
Our digital restoration technique is different from so-called computer
graphics.
Before we restore a cultural property:
First, we take a photograph of the cultural property highly and preciously
(I have years of experience in professional photographer).
Next, the photograph is made using the special techniques, such as
infrared photography, ultraviolet photography, fluorescence photography
and etc.
Then, we analyze the photographic image, we search the invisible but
remained information, color, paint, shape, material.

Thank you for your consideration. If you have any question, please feel
free to contact me at sugiura@fukugen.info or information@fukugen.info.

Yours faithfully,
Oukuma Takeyosi

Bunkazai Fukugen Center
5F Laboratory wing, Keihanna Plaza,
1-7, Hikaridai, Seika-cho, Souraku-gun, Kyoto pref. Japan
http://www.fukugen.info

このページのトップへ