- 【南京大虐殺と紅卍字会】
- 2014年02月15日18:52
この復元という仕事を始めてから、随分と不思議な体験をしているのだが、その一つに中国のある女性との縁がある。
僕は離婚しており、match.comで多くの人と出会っているが、その中に中国人も多い。
その一人だが、彼女は日本語ができないし、僕も中国語ができない。
それなのに縁が繋がり、翻訳ソフトを介してやり取りをしていると、彼女のおじいさんが日本に留学していたことがあるという。
最初はどこにでもある話と聞き流していたが、彼女はその話にやけに拘る。
しかも中国では、身内が政府に盾を突くと3代その影響で差別されるという。
で翻訳ソフトでの会話は、意味の半分しか理解できないまま、彼女が言うおじいさんは、南京で弁護士会の代表を務めたり、かなりの名士だったという。
その名を検索したら・・・
なんと日本が南京に擁立した傀儡政府の代表者だという。
しかし、彼は名前だけで病気を理由に実務にはつかなかったらしい・・・その彼は慈善団体の「紅卍字会」の創設メンバーでもある。
そう、南京大虐殺の時の死体を埋葬したとされる団体である。
この「紅卍字会」と言う名前になぜか聞き覚えがある。
その少し前に縁の繋がったある霊能者から、1冊の本を渡された。
「日月神示」について書かれた分厚い本である。
無信心だから、軽く読み飛ばしていたが、その多くは「大本教」の歴史が記されていた。
その中に実はその「紅卍字会」が登場する。
協力関係にあった中国の道教の慈善団体として創立され、関東大震災の時に真っ先に米と銀のを届けたとある。
なんでそんな歴史に関わるような人の孫と縁が繋がったか?
不思議に思いながら、当時その記録をずいぶんネットで探したら、今話題になっている「東京裁判」の記事とその紅卍字会の埋葬記録の差が話題になっていた。
そのころ、なんとか彼女へそのことを伝えようとしたが・・・
彼女とのやり取りは途絶えてしまった。
それからしばらくして、また彼女からメールが届き、その一族会でホームページを作ったという。
そこにはやはり反日的なことが書かれているのだが、そうしないと一族は差別を受けるのだろう・・・
一族は事実を知っているはずなんだが・・・
この彼女は実は、中国人であるが、株で食べている様子で、香港のパスポートを持っていた。
彼女の息子も学校の旅行で日本に来たと、写真を送ってきたことが有る。中国人が日本に来るには、「招聘状」が要る。
しかし香港のパスポートだと、それもいらない。
彼女は金持ちだから、誘ったら遊びに来るという話になった。ところがある日突然、連絡が途絶えた・・・
中国ではメールのやり取りも検閲されているらしく、結構中国の悪口を書いていたものだから、連行でもされたのかと、気が気でなかった。それから、半年ほどすると、また彼女からメールが届いた。
どうもノイローゼ気味らしい・・・やり取りを再開すると、また連絡が途絶えた。
それを何度も繰り返す・・・それで悟ったのだが、僕のパートナーはどうも日本人に限るようである。
過去にも中国人と繋がっても、ことごとく話がつぶれている。くまさん