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3枚の写真
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【3枚の写真】
2007年10月07日09:15

当時、写真をやっているものとしては「アウンサン・スーチン」のあの凛と澄んだ瞳はとても魅力的だったけど・・・

最近は彼女はDSで、虐殺に加担したとかいう話を知ってとても残念だな・・・

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昨夜12時前だったかなぁ・・・
フラガールを見た後つけていたテレビで、3枚の写真にまつわる話があった。
その最初にホワイトハウス専属カメラマンだった人が、終戦後日本の長崎に取材に来ていたらしい・・・
街中で原爆投下で亡くなった人を荼毘にふすところへ、一人の少年が、おんぶ紐で子供を背中に負ぶって、直立不動でたっている写真をとった。
歳のころ10歳くらいなんだけど、しっかりと一点を見つめ、強く唇を噛んでいる姿を彼は撮った。
その唇には血が滲んでいたらしいが、あまりに強く結んだ唇から血は流れ落ちない。
どうもカメラマンは後で気づくのだが、少年がおぶった子はすでに死んでいて、それを荼毘にふすためにここへ来ていた。
その1枚の写真が紹介されたけど、その話を聞きながらそれを見ると、涙がこみ上げてくるね・・・・

次に紹介されたのが、若いころ、イギリスに留学していたアウンサン・スーチンの若いころの写真。
イギリス人と結婚し、子供をもうけ、旦那と楽しそうに寄り添うアウンサン・スーチンの姿。
彼女、今でも綺麗だけど、その若いころの写真、ものすごく綺麗だった。
笑顔なんかじゃないけど、強く見開いた彼女の「目」は確かに口以上にものを言っていた。
僕はよく言うんだけど、美貌はいずれ衰える・・・
だけど、歳と共にナカミが顔を出す。
そのナカミが魅力的か否か?それが四十を過ぎたオトナの本当の魅力だって・・・

彼女はイギリスを離れ、ビルマに戻り民主化のリーダーとなるが、旦那は癌で亡くなるのだが、彼女は旦那が余命数ヶ月と聞きながらイギリスに戻らなかった。
旦那はそれを許していたと言うけど、「信念」を貫くと言うことは犠牲にするものも大きい。
それを乗り越える強さを彼女は持っている。
だからいまだに彼女は魅力的な顔なんだと思う。

最後の1枚は・・・
なんか、二つに比べると、僕にとっては響く物がなかった。

「写真」って「記録」なんだと思うよ・・・
笑顔の写真は確かに一度は人を引き付ける。
だけど、それ以上訴える物はない。
特に営業スマイルなんて好きじゃないけど、あのカメラに仕込まれた「笑顔をキャッチ」する機能は、接客業などで応用されているらしい・・・

イャだねぇ・・・・

くまさん

 
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