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「超訳・易経」竹村亜希子
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この本は先日の「窮すれば変じ」をキーワードーに検索したものである。
 
以前から「易経」の検索時から知っていたのだが、64卦の卦辞(かじ)が全部書かれていないとレビューに有ったので、購入していなかった。
 
超訳」となっているから、何やら著者の独創的な解釈の本なのかと敬遠していたのだが、むしろ「一般向き」の易経の入門書らしく、とてもわかりやすく書かれている。
 
で、この本はすべてが陽の「1.乾為天(けんいてん)」と、全てが陰である「2・坤為地(こんいち)」を例にして、より詳しく説明されている。
 
 

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「窮すればすなわち変ず」北尾義孝
001
この本はまさに「窮すれば変ず」で検索したものであるが、私はあまり世の中のニュース事には興味もないし、ましては経済問題には関心がない。
 
どうも著者はSBIホールディングの代表者らしい・・・
はっきり言って、評判はよくないと思うのだが、著者は他にもずいぶんと本を出しているらしく、それぞれのレビューを読んでも、賛否両論がある。
 
ただ、私はこのタイトルが目に入り、古本だと随分と安い・・・
「まぁ、いいかぁ・・・・」と思い買ったのだが、届いてから読み始めると、ほとんどが彼の仕事がらみの話であり、私は興味がないので本を閉じようと思ったのだが、最初に戻り、「目次」を見ると、前半は仕事がらみの話だが、後半に「先人の叡智に学ぶ」と言う部分がある。
 
とりあえず、途中を飛ばしてそこを読み始めた。
 
その部分には少し学ぶべき部分がある。
 
どうも著者は漢文を好む人らしく、それらについて何冊も著書があるらしい・・・ » 続きを詳しく読む
続・「超訳・易経」竹村亜希子
002
この本、もう一度読み直してみた。
 
易経」には、占いとは別に、哲学の書でもあると言うし、また中国の「四書五経」の一つとされているのだが、その価値がイマイチ判らず、なぜ占いの卦に書かれたことに、そこまでの価値があるのか?
 
それを知りたくて、またいくつかの本を注文しているのだが、この本は確かに判りやすく、具体的にこの64の卦に書かれている内容の価値をわからせてくれる。
 
私は自画自賛ではないが、努力家で工夫家であるらしい・・・
元々、自覚がなく、それが当たり前のことだとずっと思ってきたが、離婚をして500人以上とメールのやり取りをして、気が付いたのだが、私の方が巷の常識外であるらしく、その努力のしかたが他人の何倍もの努力で、学習機能もずいぶんと働いているみたいで、なおかつ、物事がうまく行かないと諦めるのではなく、さらに「なにくそっ!!」と力が湧いてくるようになった。
 
 

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「銭流・易経」銭 天牛・著
001
この本は1986年に出されたものであり、すでに30年近く経っている。
 
易経の中でも、哲学的と言うより「易占」に特化されたものと言える。
 
著者は当時、週刊誌などに占いの記事を載せていたらしい・・・
 
だから、卦辞や爻辞(こうじ)の解釈にも俗っぽいところがところどころある。
当時は、まだ「平凡パンチ」や「プレイボーイ」などが有った時代だと思うし、「11PM」もあっただろうが、そこまでひどくはないが、性的な事や男女のことも頻繁に出てくる。
 
ただ、今読んでも時代遅れと言うほどでもなく、結構詳しく書かれている。
 
また、いまどきの占いの本には珍しいが、ペン画のイラストを使っていたりする。

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「君子をめざせ小人になるな」北尾吉孝・著
007
この本は先日「窮すれば変ず」で購入した本と、同じ著者である。
 
ブログにも書いたように、この本と「中国古典からもらった不思議な力」と言う本も購入して、この本を先に読んだ。
 
 
私が最近知りたいのは、「窮すれば変ず」もそうなのだが、「君子」と言う言葉も気になるし、さらに「無心」と言う言葉も興味があり、それらについての本を注文した。
 
 
 
この本、前回の「窮すればすなわち変ず」は、彼の仕事がらみの話が半分あったが、こちらはほとんどが中国古典にある「君子」像について、実に解りやすく書かれている。
 
私は漢文など、この歳で読もうとは思わなかったが、しかし「先人の教え」というモノが、いかに素晴らしいものであるかは、易経を知った現在、昨夜は「論語」を購入したりしているが、しかし難しいものは理解できないので、この本はまさにぴったりのものであった。
 
ただ、著者については、いろいろと問題がある人の様で、本に書かれていることはすばらしいが、果たして本に書かれているように「実行」できている人なのかも、少しは興味がある。
 
つまり、そういうことをちゃんとしている人が「君子」と言われると、この本にも書かれているので・・・
 
(資)文化財復元センター  おおくま

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