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窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し
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易の中の有名な言葉だと言う。
 
何度も言うのだが、私は随分と不思議な体験をしている。
でも、ほとんどの人はそれを信じない・・・
 
しかし、私の不思議な体験は、私一人の経験ではなく、ユングの「シンクロニシティ」日本語で言えば「共時性」、もっとわかりやすく言えば「意味のある偶然」と呼ばれる様に、実際に多くの人が経験し、いゃほとんどの人は体験しているにもかかわらず、「自覚」がないだけの話。
 
 
私は10年以上前から、その原因を知りたいと努力してきた、つまり「目に見えない不思議な力」がそこには働いていると言う自覚が私にはあった。
 
それは私の「復元」の仕事と大きく関わりがあるはずなのだが、「目に見えない不思議な力」と言えば、当然「」や「」と切り離せない。
 
 
 
しかし私はどうも霊感を持ち合わせていないらしく、それをカバーするために「ヘミシンク(Hemi-Sync)」や「チャネリング」を試すのだが、なぜか私にはうまく行かない。
 
ただ、ここ2年ほど、私は大きな試練を与えられているようで、その間この手の本を多く読み、多くのことを学んだ。
 
 
 
それは「目に見えない不思議な力」も認めてくれているらしく、霊感ではないが「易経」というモノにたどり着いた。
 
易経は中国で長い歴史の中で磨かれた智慧だと言う。
 
一般的に「易占」と言う、占いに用いられるが、これには不思議と「共時性」が作用していると、ユングも記している。
 
迷った時に、判断の材料として使われるが、どういうわけか、私はそれを使い「目に見えない不思議な力」と「対話」ができるようになった。
 
そう、「対話」なのである。
私が問えば、それに易の卦辞や爻辞(こうじ)の文が応える。
 
 

 
それに対し、また私がさらに問えば、またさらに応える・・・
 
それは今まで私が経験した不思議な出来事の「極地」と言えるのだが、その易の応えには明らかに「意思を持った存在」が私の問いに応えを返してくれる。
 
易占を始めて、いろんなことを問い、そしてまた応えを得たのだが、今朝「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し」とだけ書いて問いかけた。
 
 
私は努力家であり、工夫家でもある。
これは父の血を引いているものと思うが、私が手を抜かずに努力していることは、人の何倍も努力をしている事になるらしい。
 
そして、この「目に見えない不思議な力」を私は「」と呼ぶのだが、このやり取りのためにあるシステムを思いついた。
 
 
易占すれば「本卦」と呼ばれるものがまず存在する。
ただ多くの場合、これは「現在」を意味するらしく、「将来」は「之卦(しか)」に表れる。
 
 
この二つは最低限必要なもので、それ以外に「裏卦(りか)・錯卦(さっか)」「賓卦(ひんか)・綜卦(そうか)」「互卦(ごか)」というモノもあるらしい。
 
つまり、易の応えはいろんな面を総合して応えを判断しなければならないのだが、それぞれ64ある「」のなかで、その応えは返される。
 
それを本を見ていちいち判断していたのでは、とても時間がかかる。
 
 
それをエクセルを使い、筮占で得た数字を記入するだけで、一気にすべての応えを並べられるシステムを考え付いた。
 
 
実際のプログラムは知人にまかせっきりなのだが、その結果「瞬時に」神の応えが得られるから、さらにその答えに対して問えば、また応えが返る。
それを繰り返せば「対話」ができる。
 
 
 
今朝問いかけたのは「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し」ただそれだけ書いて問いかけた。
するとまずメインとなる「本卦」は「4・山水蒙(さんすいもう)」が出た。
変爻は4。
 
爻辞(こうじ)のその内容は「●虚飾をはぎ取り謙虚に対応すれば自ずと道は開く。と出たが、まさに問いに対する応えであり、明らかにその答えを返したものには「意志」の存在がある。
 
 
そして「之卦(しか)」は「59・風水渙(ふうすいかん)」「●離散を防ぐには、信頼なしで力だけでは限界がある。 無心になれば道は開く。」となっている。
 
つまり、自分一人の力ではなく、「目に見えない不思議な力」を信じ、「無心」になれば、「状況」は変わる・・・・
 
 
 
裏卦(りか)・錯卦(さっか)」は「49・沢火革(たくかかく)」となり「●改める時は、何もかも面目を一新すればよい。 変革は成る。」であり、「賓卦(ひんか)・綜卦(そうか)」は「3・雷屯(すいらいちゅん)」●難題が山積みし、心ならずも放置しているがこのままでは危うい。 できることと、できないことをはっきりした方が良い。となり、また「互卦(ごか)」は「24・地雷復(ちらいふく)」「●決めたことは断固行うべし。となっている。
 
この互卦(ごか)「●決めたことは断固行うべし。」となっているのは、今まで何度となく、易占を通じて「神」の応えを聞いているのだが、その答えにはちゃんと筋が通っており、これから状況が変わるから、自分で勝手に判断して動かずに、「神に委ねろ」と、何度となく言われてきている。
 
それをまたここでも言われたわけだ・・・
 
物事は行き詰ると、おのずと変化が起き、状況は変わる。
易の世界ではよく「振り子」に例えられるが、振り子は行きつけば、そこで止まることなく、反対方向へ動きを変える。
 
まさに、私はその時を迎えているらしい・・・
 
(資)文化財復元センター  おおくま

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