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ユング心理学と霊的世界観

と、たいそうな件名なのだが、私にとって「魂」「霊的世界」「守護霊」「神」という存在はとても意味を持つのだが、しかしそれらはまさに目に見えない世界であり、それを知ろうとすると「他人」からの情報から判断しないといけない。
 
 
引き寄せの法則など、その典型であるが、その手の本には「自分の思考が現実化する」とか「思考が物質を形づく」などい、どの本を見ても書かれている。
 
しかし、どうなんだろう??
 
その人たちは、それぞれ自分自身でそれを確かめているのだろうか?
はなはだ疑問が残る。
 
つまり、大半の人は、他人の話をそのまま、オウム返しをしていないだろうか?
 
もし、そうだとすると、いったい誰が本当に「」からその話を教えられたのか?
 
それこそ、先ほどの「神のイメージ」と同じで、あくまでもそれは集合的無意識の中の「」の原型からそうイメージしたのか?あるいは本当に「宇宙の創造主」からそれを教えられたのか?
 
そこが私は一番知りたいのである。
 
 
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『ユング心理学(Ⅲ)「心の不思議をとは明かす」」林道義・著

 004
最後のⅢ巻目である。
 
とりあえず、ⅠもⅡも全部読んだし、ソレナリに理解できた。
しかし、この巻の初めにも著者は、「Ⅰ巻・Ⅱ巻はユング心理学の基礎であるが、Ⅲ巻は少しレベルの高い応用編である」と書いてあったが、それでも何とかなるだろうと読み始めたのだが、最初の部分は神経症についてであり、それでページの半分を占める。
 
それも読み始めて、さほど難しいとは思わないのだが、しかし私はその手の知識を欲しているわけじゃない。
そこで、その話も半分ほど読んで、後は飛ばして、次の話に移った。
 
 
これももう一つ意味が不明なのだが、ユングは「錬金術」の研究者でもあるらしい・・・
 
どんな関係があるのかと言うと、どうも錬金術について書かれた本には、パラドックスを含んだ図が多かったり、「黒であり白である」とか「白であり、赤である」とか、相反する2つのことを求めている記述が多いと言う。
 
それをユングは精神科医として、異常者の話をよく聞いて分析したが、それと通じるところがあると言う。
 
しかも昔の錬金術師は単なる欲深い「金を作る」ことを求めているのではなく、作業の前には必ず祈りを捧げたり、助手は女性だったりすると言う。
 
またその本の図には、王様と女王が一体になっていたり、マンダラになっていたりするが、どうも彼らは物質としての「金」や「宝石」をつくるのが最終目的ではなく、精神性を高めるために、それらをしていた可能性が高いとか・・・
 
そんな話なのだが、正直言って、私にはあまり興味が持てない話であった。
 
次に「個性化」と言う話が出てくるのだが、しかし我々が普段いう「個性」とは少し違うらしい。
 
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ブログのジャンル分け

最近ブログに書きこむ内容が随分変わってきた。
 
元々、仕事である「文化財復元」の記事を中心に書いてきた。
 
ところが、最近統計を取りだすと、平均すると毎日70件ほどのアクセスがある。
 
その半分がブログなのだが、まずキーワードで検索して来られた人でも、平均2ページは読まれているらしく、興味のある記事が今のままでは判りずらい。
 
 
そこで、ジャンルを再編成した。
 
ただ、ジャンル分けを変えようとすると、それぞれの記事をいちいちわけ直さないといけない。
すでに記事は400を超えているので、いかに作業を少なくするか?
 
また試行錯誤で考え、前のジャンル分けの名前を、まずその中身が一番多い新ジャンルに替え、それからその中からまた別の記事は移動させた。
 
結構手間であり、二日がかりで何とかわけ直した。
 
(資)文化財復元センター  おおくま

『「タオ心理学」ユングの共時性と自己性』ジーン・シノダ・ボーレン 著

001
アマゾンで「共時性・シンクロニシティ」をキーワードに検索した。
 
引き寄せ本にはシンクロニシティについて書いたものもあるが、ユング心理学関係ではとても少ない。
 
ただ、引き寄せ本に在るように、「法則として存在する」と言われても、「ホンマカイナァ???」と他人の話を鵜呑みにできない性分なので、もう少しちゃんとした根拠を求めていた。
 
 
で、この本もレビューを見ると、評判がいい・・・
 
ただ「タオ心理学」なる分野があるわけではなく、この本は随分昔の本で1987年に出版されたもので、すでに30年近く前に書かれたもので、しかも著者はアメリカ在住の日系の女性らしく、当時女性でただ一人のユング心理学の分析家だったらしい。
 
この本は、今までで読んだ本の中では一番「共時性」と言うものを納得できる説明がされている。
 
 
 
まず「共時性」とは、因果律で説明できない出来事を差し、また「同時性」とも意味が違う。
 
つまり、例として挙げられているが、石を窓ガラスに向かって投げた場合、何処で、誰が投げようと、石にはガラスを割る力がある。
 
これは因果律に沿っているが、しかしもし、その時に窓のそばに立っている人が、何らかの「直感」で、窓から離れた方がいいと感じて、窓から離れ、ガラスが割れてもけがをしなかった場合、これは「共時性」が働いたと言える。
 
また「同時性」とは、「同じ時間」に複数の飛行機が離着陸したとしても、それぞれの飛行機には関係性がない。
 
 
 
また先日の「シンクロニシティ」と言う本では「意味のある偶然」という説明もされている。
 
 
 
この本には、ユングは『もし心理的発展』の目標が自己性であるとすれば、そこには「直線的な進化と言うものはなく、あるのはただ、自己性のまわりを巡回することだけである」』と言っているらしい。
 
意味が分かりにくいが、要するに精神的な発展を求めているとしても、それは直線的に発展するものではなく、あくまでも「自己性」つまり、自我と無意識に跨る存在を中心として、その周りをぐるぐる回るようなものだということらしい。
 
 
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「いいことあります」ソニア・ショケット 著

 007
この本はたぶん「無意識・潜在意識」で検索した時のものだと思う。
 
中々思うようなものがなく、どちらかと言うと「引き寄せ本」だということは判っていたのだが、レビューでの評価が高く
中村天風、宇野千代、マーフィー、佐藤富雄などこの手の本を比較的たくさん読んできたほうだと思いますが、
この本1冊でよかったんだー、とつくづく思いました。
なんて書かれていたので、ついつられて注文した。
 
 
たぶん、それらを超える内容だろうと期待した。
古本で買ったのに、届いて表紙を見ると、新品同様に思えた。
 
で、読もうと手に取りページをめくろうとすると、何やらページの上部分にやたらと、折り曲げ跡が多い。
 
気になり開いてみると、その部分に鉛筆での書き込みがある。
 
っ、たくぅ・・・・
 
そこまでするほど大事な本なら、手放すなヨ!!といいたくなる・・・
 
 
先に、折り曲げた部分を直し、消しゴムで消してから読み始めたのだが、何か読み始めた途端に、「拒絶感」が湧いてきた。
 
レビューでの評価が高いし、作家仲間の推薦文などを見ても、初心者にとっては役立つ本だろうということは判る。
 
しかし、この手の本はすでに山と言うほど読んだ・・・・
 
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