ユング心理学と霊的世界観
と、たいそうな件名なのだが、私にとって「魂」「霊的世界」「守護霊」「神」という存在はとても意味を持つのだが、しかしそれらはまさに目に見えない世界であり、それを知ろうとすると「他人」からの情報から判断しないといけない。
引き寄せの法則など、その典型であるが、その手の本には「自分の思考が現実化する」とか「思考が物質を形づくる」などい、どの本を見ても書かれている。
しかし、どうなんだろう??
その人たちは、それぞれ自分自身でそれを確かめているのだろうか?
はなはだ疑問が残る。
つまり、大半の人は、他人の話をそのまま、オウム返しをしていないだろうか?
もし、そうだとすると、いったい誰が本当に「神」からその話を教えられたのか?
それこそ、先ほどの「神のイメージ」と同じで、あくまでもそれは集合的無意識の中の「神」の原型からそうイメージしたのか?あるいは本当に「宇宙の創造主」からそれを教えられたのか?
そこが私は一番知りたいのである。
で、人の心と言うか意識と言うか?には自我と言う自分を動かす顕在意識と、自分では意識してコントロールできない潜在意識=無意識があり、その無意識の中に、我々人の本体と言うべき「魂」がある。
つまり、魂とは無意識の自分自身ということになり、さらにその上に「霊的世界」が存在すると言う。
先祖の霊や悪霊や守護霊と言う存在も、実は外に在るわけじゃなく、自分の中に在り、それらはみんな繋がっているらしい。
そして「内的神」はさらに奥にあるらしいが、私が自問自答をして、その答えを返してくれるのは、果たして「魂」なのだろうか?それとも「内的神」なのだろうか?
あるいは、自分についていると言われる「守護霊」が返してくれるのだろうか?
また、最近私は自分の守護霊と比較的スムーズに問答ができていると感じるのだが、それも結局は「自問自答」ということだろうか?
考えれば考えるほど、奥が深い・・・
(資)文化財復元センター おおくま