この本もチャクラについて書いた本である。
今まで紹介した中では「幸運体質になれる瞑想CDブック」 ⇒ 「幸せを開く7つの扉」 ⇒ 「7つのチャクラ」と読んだことになる。
この本はどちらかと言うと、「瞑想」についての本を数冊買って読んだのだが、その一つであるが、瞑想と言っても初心者の入門書が多く、それらには霊的な話は含まれないのだが、しかしこの本はサイキック能力のある著者が、それを活かしながら瞑想でいかに自分を高めるか?と言う視点で書かれているようで、『「視点を高める」 = 「幸運体質になれる」』と、いかにも出版社が売れるようなタイトルにしたかがすぐに判る。
前回の「幸せを開く・・・」というタイトルも、ホンマカイナァ??と疑いたくなるが、こういう安易なキャッチコピーで本が売れるような時代なのだろうか?
さて、この本は前半にまずスピリチュアルなものの考え方を説明している。
この手の本には共通するような話がほとんどなのでが、まず「すべての答えはあなた自身の中に在る」とでてくる。
これは健在意識が約3%であり、潜在意識が残りの部分であり、その中には「魂」もあれば、「内なる神」や「集合的無意識」も含まれるわけだから、何か自分が問いかければ、それは自分の中から答えが返ると言うことになる。
今朝、朝から黒沢明の「羅生門」を見た。
やはり解像度が低く240くらいだったかなぁ・・・
最初はもっとひどく140くらいにしかならず、とても見ていられないと思って、他のアップを探したが、無料のものは結局なく、再度最初のものをスタートさせたら、240くらいに上がっていて、まぁ距離を離してみれば見れないことは無い・・・
この映画、何度かテレビで見たはずなのだが、難しすぎて当時は判らなかった。
しかし、最近はいろいろと学んでいると、やっとこの映画の意味が少しわかるようになった。
さすがは芥川の作品で、黒沢の手によるので、海外で評価されるのは理解できた。
ところが、昨日見た、北野たけしの「菊次郎の夏」・・・
彼の作品が時々海外で評価を受けるのだが・・・
以前に彼が賞を取ったものをテレビで見たのだが、全然良さがわからなかった。
なぜ彼の作品が海外で評価をされるのか?さっぱりワカラン・・・・
で、これについて私は写真を撮っていたのだが、「作品なんて、作者のおもいは絶対に見る人にはそのまま伝わらない」と、私は理解したのだが、これは見る人の「受け取り方」の影響が大きいからと思っていて、私は彼を好きではないからなおさら、彼の作品の良さが理解できないということも確かだと思う。
(資)文化財復元センター おおくま
この映画はリメイク版ではなく、モノクロの最初に作られた物で、確かずいぶん昔にテレビで見た記憶はあるのだが、まだこういう深い意味が解らず、まったく面白いとは思わなかったのだが、やっとこの歳になって、どういう意味の映画なのかが理解できた。
主人公の水島上等兵がなぜ、隊に戻らず、僧となり、ビルマに残ったか?
その意味が、やっと私にも理解できたのだが、彼は日本兵の遺体を多く目にし、それをそのまま残して自分は日本に帰れないと、自分一人で日本兵の遺体を葬り、供養するのが自分の務めだと信じ、涙を呑んでビルマに残った・・・
ビルマ、いゃミャンマーには10年ほど前に「世界遺産ネットワーク」と言うNPOのメンバーとして行ったのだが、軍事政府なのだが、ミャンマーには「バガン遺跡」という世界の3大仏教遺跡と言われるものがあり、1か所に寺が多く点在して素晴らしいところなのだが、そこは「世界遺産」に登録されることがないらしい・・・
理由は、世界遺産とは当時の姿での保存が義務付けられているらしいのだが、しかしパガン遺跡のほとんどの寺は現在進行形である。
つまり、現在でも現地の人が寺として使っていて、それなりに修理や改修が行われている。
しかし、私はむしろそういう形で生活に活きているところの方が、世界遺産と言う肩書を観光資源として、人を集め、挙句の果てには破壊が進むより、よっほど釈迦の教えに近いのではないかと思う。
(資)文化財復元センター おおくま