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「7つのチャクラ」キャロライン・メイス著・その1
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この本は『「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」ルドルフ・シュタイナー 著』の中にチャクラの話が出てきたので、Amazonで検索し購入したものだが、以前から瞑想関係の本を何冊も読んでいるといると、必ずチャクラの話が出てくる。
 
その程度の知識があったのだが、それ以上の何かをこの本に求めたのだが・・・・
 
やっと1回目を読み終えたのだが、とにかく私には凄く学ぶべきものがこの本には多く詰まっている。
 
 
まず著者は「直感医療の第一人者」だと言う。
とは言っても、なんのこちゃ??と思ってしまうが、どうも他人の病気が診察をせずに「直感」で判るらしい・・
 
 
著者は女性で、もともと新聞記者をしていたが、それを捨て大学で神学の修士号を取ったらしい・・・
 
と、言うと、聖職者にトラバーユかと思うとさに非ず、仲間と3人で「癒しや代替え医療」関係の出版社を立ち上げたらしい。
 
しかしながら、彼女はヒーラーにも会いたいと思わないし、有機栽培なんてな話は我慢ならない方で、たばこは吸うし、コーヒーもずいぶん飲んでいたらしい・・・
 
だからまさか自分が神秘体験をするとは、夢にも思わなかったと言う。
ところが間もなく、他人の病気が直感で判りはじめ、いつの間にか話題になり、電話予約が入るようになった。
 
 

 
彼女が受ける直観とは、相手の「印象」なのだが、それは身体上の健康だけじゃなく、それに関連した感情的、心理的ストレスなどで、しかし同時に人の身体をの周りを包むエネルギー(気)をみることができたと言う。
 
彼女は、私たちの霊、魂は、間違いなく私たちの日常生活に影響していることに気が付く。
 
しかし、彼女の他にそんな能力を持つものはいなかったらしく、彼女はそれを磨くのに見本になるものがなく、ずっと後になってから、医療関係者からの支持が得られるようになったと言う。
 
これは私の「デジタル画像による文化財復元」と言う仕事も、始めた当時、ネットで検索しても前例がない。
そんな状態から独りで試行錯誤を繰り返し、ここまで来た。
しかし、未だにライバルもいなけりゃ、業界も存在しない・・・・
 
 
 
彼女に言わせると、「」の存在が、その人の人生をも左右し、そして体の健康や病にまで影響していると言う。
 
その手の話と言えば、「病は気から」と言う「」はまさにこれであるが、ニューソートではすべての病は「意識」が作り出すと言うが、しかしこの本を読むと、気持ちを切り替えれば病気は消えると言うような、単純な話ではないらしい・・・
 
つまり、そのもとになる「気」の状態を回復しないと、それは元には戻らないから、「気合いだ、気合いだ!!」と言ったところで無くならないわけだ。
 
ここにも因果律が作用しているわけだ・・・
原因を絶たないと、また同じことを繰り返す。
 
 
で、彼女は遠隔で相手の状態が判りはじめたらしい・・・
 
ある医師が患者を目の前にして、名前と年齢を電話で彼女に告げると、それをもとに彼女はイメージを受け取ると言う。
 
それで思い出すのが「リモートビューイング」なのだが、あれも、「遠隔透視」と言われるが、実は超能力で目の前にあるようにリアルに見えるのではなく、その対象物が何であるかは8ケタだったかな?の数字で示されると、その数字をもとに「直感」で、抽象的にイメージ、例えば固い・柔らかいとか、大きい・小さいとか、いくつかのイメージで、考え込むことなく答えていき、そのイメージをいくつも検討して、最終的に、対象物に近いイメージが、慣れると伝わるようになると言う。
 
これと似ているのではないだろうか?
つまり直感医療の彼女には、対象者の名前と年齢が伝えられても、それだけで具体的な像が浮かぶわけではなく、いくつかの断片的なイメージが浮かぶと言う。
 
リモートビューイングも直観力を鍛える効果がある言うし、彼女もまさに「直観力」がずば抜けているわけだ。
 
 
また彼女は、人間の臓器や病気には独自の「波動」があることに気が付いた。
 
 
 
著者は、人間の気や霊的なものは、ちょうど7つのチャクラに象徴されると言う。
 
その第1のチャクラは「集団意識」と関係があるらしく、家族だけではなく、会社組織や国民としての意識と関連しており、流行性の病気なども関係してくると言う。
 
それは「」を学ぶ意味があるのだが、しかしそれがいわゆる「村八分」的に、自分がそこからはじかれるのではないかと言う「恐れ」が「」を弱らせると言う。
 
またそこは「みんなは一つ」と言う意識にも関係があるらしく、ユングの集団的無意識もここにあるらしい・・
 
 
 
第2チャクラはパートナーシップを意味し、人との関係を持つ必要性や、物理的な環境をある程度コントロール必要性と繋がっていると言う。
 
(資)文化財復元センター  おおくま

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