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「外国人が見た 東日本大震災」エハン・デラヴィ著
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エハン・デラヴィ氏の東日本大震災のボランティア記である。
 
彼は先日のエハン塾でもいっていたが、日本に来て40周年を今月迎えたようである。
 
この本を書かれたときは、カナダ在住で、仕事で何度も日本との往復をしていた時期の様である。
 
彼が日本を離れた理由は、子供の教育問題の様であり、子供が小学校へ入学した時、日本の学校ではハーフである彼の子供は異端視されて、子供がかわいそうになり日本を離れたとの事。
 
その後も日本とのかかわりは続き、この大震災の数日前にも日本から帰ったところだったらしい・・・
 
彼はカナダの自宅で、大震災のニュースを知り、翌日には日本へ行くことを決意したとの事。
 
彼の住むカナダの街は、宮城県の女川と関係が深いらしく、街ぐるみで女川へ支援を決定したらしい。
 
彼の著書を何冊も読み、エハン塾での講義の内容からしても、まず「独立個人」と言う、スコットランド人気質の持ち主であり、どこかの組織に属し、そこから利益を受け、都合の良い情報を流す、マスコミや専門家に普段から批判的である。
 
彼自身もいろんな分野の著書を書いており、エハン塾で彼は、いつも10冊ほどの本を並行して読んでいるらしく、決して独断と偏見でモノをいうタイプの男ではないと私は思う。
 
つまり、正直な男で、他人に嘘を言う以前に、自分で自分をだませない性分だと思う。
 
彼の性分と私の性分はとても似ており、彼の主張にはいつも共感を覚える。
ただ、私以上に物事を深く追及している人であることは確かなようである。
 
そんな彼が、今回大震災にボランティアとして駆けつけるのだが、彼の正直さが本の初めの部分に出ているのだが、彼はその前年に「地球巡礼者」と言うDVDを出しているのだが、あいにく注目されず経済的にかなり貧窮している時期だったらしく、ボランティアをしたいがそのためには資金が要る。
 
そして自分自身の経済状況も何とかしないといけない・・・・

 
その両方を兼ねて、彼は大震災のボランティアを決定し遂行したと、はっきり書いている。
つまり完全にボランティアだけではなく、現地に行くまでに何本もの講演会をこなし、それから現地に駆け付け、10日間ほど現地で、名古屋でレンタルしてきた4トントラックの中で寝泊まりし、現地で支援物資の運搬を手伝ったり、現地で多くの人にインタビューをして、それをfacebookで発信したりしていた様子。
 
彼は元々21年前に最初に本を書き、いずれアセンションが起きるとずっと言ってきた人で、それが2012年だと、いろんなところで言っていた様で、それは根拠のない話ではなく、彼なりにいろんな本を読み、いろんな分野の学者と話をしたり、太陽の黒点の影響を考えたりした結果の様である。
 
だから、その前年に起きた大震災は彼から見れば、それで終わりなのではなく、「これから始まる」多くのイベントの幕開きだとみていたらしい・・・
 
それはこの本の随所に表れているのだが、もう一つこの本で注目するべきものとして、彼は「放射能は体に良い」と言う考え方の様である。
 
彼はジャーナリストでもあり、エハン塾で「プラス・マイナス・ニュートラル」と言う、偏ったマスコミの情報をちゃんと見抜く目を持ち、独立個人として自分で判断することを薦めている。
 
だからこそ、世界中が放射能に過敏になっているが、これも偏った情報であり、まったく逆の説があり、ちゃんと検証されていると言う。
 
彼はそちらの方が正しいと主張しており、独断的ではないと思われる。
 
いずれにしろ、それも含めて「ニュートラル」な立場で判断するのが一番だと思う。
 
(資)文化財復元センター  おおくま
 

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