「黄小娥の易入門」黄小娥・著
この本も「易占」の資料として購入した。
どうもこの本は1962年のベストセラーの再販らしい・・・
先日の「銭流・易経」銭 天牛・著もずいぶん前の本らしいが、それでも1986年だからに、さらに25年ほど前の本だということになる。
で、易占の資料としては『「易経」中国思想Ⅶ 丸山松幸・訳』を最初に使っていたが、どうも神とのやり取りで、ピンとこないものもあり、そこで『「易経読本・入門と実践」河村真光・著』を加えたら、さすがに易者の本だけあって、かなり的確な応えが返るようになった。
そこでさらに先ほどの『銭流・易経」銭 天牛・著』も加えたら、また役に立った。
だとすれば、易者が書いたものの方がぴったりくると思い、この本も買ったのだが・・・・
この著者はどうも「卦辞(かじ)」だけで「爻辞(こうじ)」を使わないと言われていたが、それでもその卦辞(かじ)の部分を加えようと思っていたが、実際に読んでみると、素人相手にそれぞれの卦については解りやすく書かれているが、しかしそれだけで果たしてこの本が「よく当たる」と言われる理由が解らない・・・・
つまり、判断基準と言うほどのものがほとんどないのに・・・
そんな感じで、結局この本もお蔵入りとなった・・・
(資)文化財復元センター おおくま